これまでの街歩き

ブダペスト・ペスト編/ ハンガリー

2007年1月30日(火) 初回放送

語り:浅野和之

撮影時期:2006年12月

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世紀末の街 美しい建物を出たり入ったり

ドナウ川の東側にあるペストの街。街一番の繁華街「ヴァーツィ通り」の入り口から歩き始めました。まだ開店前の通りを散歩する赤いスカーフのワンちゃんを発見。飼い主の方は「ブダペストは世界で一番美しい街」だと教えてくれました。確かに街を歩くと、19世紀末にウィーンと繁栄を競い合って建てられた華麗な建物が目につきます。でもペストの面白さは、実はその建物の中。ぽっかり空いた入り口を入ると美しいステンドグラスを天井に抱いたアーケードや鉄とガラスの巨大な空間をもつ市場、さらに床がブナの木でできたかつての荷物の降ろし場まで。建物の外と中が異空間のよう。19世紀ハプスブルクの皇妃エリザベートも愛した街。いたるところに栄華の歴史を物語る建物があり、その中に面白いものがたくさん隠れている街でした。

※NHKサイトを離れます
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