これまでの街歩き

ザルツブルク/ オーストリア

2007年7月24日(火) 初回放送

語り:松田洋治

撮影時期:2007年5月

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旧市街の楽しい迷路

真っ白なお城と眼下に広がる中世さながらの建物。塩の交易で栄え、モーツァルトを生んだ音楽の街としても知られるオーストリアのザルツブルク。
今回は、新市街と旧市街の境となっているザルツァッハ川の、マカート橋から歩き始めます。
橋を渡り向かったのは、旧市街と目抜き通りのゲトライデ通りです。実はゲトライデ通りと他の通りとは、地図にはのっていない無数の通路で結ばれていました。通路の多くは、「道」ではありません。2階から上は住居となっているアパートなどの一階部分の、誰でも通れるトンネルが通路。まるで迷路のようなトンネルを、地元の人も観光客もうまく利用して歩きます。通路の左右の壁はお店のショーウインドーになっていたり、また中ほどには吹き抜けの中庭があったりと様々に工夫がされています。通路を歩いてゆくと「この道を抜けるとどんな世界が?」と、歩いているだけでワクワクしてきます。
やがてそうした通路を抜けると、広々と贅沢な空間が広がるドーム広場や、カフェの並ぶモーツァルト広場へと到着。角を曲がれば少年モーツァルトに出会えるかもしれないという気にさせる、魅力のつまったザルツブルクです。

※NHKサイトを離れます
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