これまでの街歩き

ケベック/ カナダ

2007年11月13日(火) 初回放送

語り:永作博美

撮影時期:2007年10月

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北米のフランス!? 城壁に囲まれた旧市街

カエデの葉が色づくと、カナダ東部のケベックは秋を迎えます。
大西洋に注ぐセント・ローレンス川から港に降り立つと、そこは「ロウワー・タウン」。ケベックでは、街をぐるっと囲む崖(城壁)の下をロウワー、崖の上(城壁の中)を「アッパー・タウン」と呼んでいます。
まずは、「ロウワー・タウン」から歩き始めます。石畳をきれいに掃除する何でも屋さんや、2階の窓からお向かいさんと話している人たちに出会いました。みんな仲良しで親切、下町って感じです。
崖の上「アッパー・タウン」へは、エレベーターのような市民の足、「フニキュレール」で上ります。街はかつて市民を守った城壁に囲まれ、砲台も残されています。
その城壁沿いは、今では一面芝生が広がる憩いの公園。午後の日なたぼっこに最適です。さらに路地を進めば、カラフルな住宅街や絵の市場を発見。歩いていて、決して飽きることのない街です。
400年前にフランスが造ったケベック。領土争いの末に1759年以降はイギリス領になっても、市民はフランスの文化や言葉を手放しませんでした。ケベックを誇りに思う人たちがたくさんいると、つくづく感じた街歩きでした。

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