これまでの街歩き

ニューヨーク ハーレム/ アメリカ

2008年11月13日(木) 初回放送

語り:工藤夕貴

撮影時期:2008年9月

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ブラックカルチャーの発信地へ

マンハッタン、セントラルパークの北に広がるエリアがハーレムです。ジャズやソウル、ヒップポップ等、多様な文化を生み出して来ました。
最初に住んだのはオランダ人。17世紀、ふるさとの街にちなみ「ニュー・ハーレム」と名付けました。その後20世紀初頭には地下鉄が開通し、中上流層の住む街となりました。当時の高級アパートは今も残り、街を歩くと立派な住宅が多いのに気付きます。
しかし1920年代以降は家賃が急激に下がり、所得の低い黒人中心に街が形成されました。そこで「ハーレム・ルネッサンス」と呼ばれるジャズやソウルなど豊かな文化が開花し、以来、世界のブラックミュージックの中心地となりました。一時は治安が悪化しましたが、現在は観光客も増え、昼間は比較的安全に街歩きを楽しめます。
まずはメインストリート125丁目に入り、路上のあちこちで音楽やダンス、井戸端会議を楽しむ人達とふれ合いながらの街歩き。その東は、中南米からの移民が暮らす街。ラテン音楽があふれ、スペイン語を話す人たちが行きかいます。そして西部は、高級住宅街。最近引っ越してくる白人が増え、中心部とは違う雰囲気。さまざまな顔を持つ街角をめぐります。

※NHKサイトを離れます
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