世界ふれあい街歩き

ちょっと変わった芸術を愛する街を歩く

アメリカ合衆国の北西部に位置する街、シアトル。船で湖から続く運河を通って上陸、まずは海沿いの道を歩きます。そこは築１００年以上のレンガ造りの建物や、レンガ敷きの道が続くしっとりとしたたたずまいの商店街。レコード店やギター屋さんなど、音楽好きな方々が店を営んでいました。このあたりはスカンジナビアからの移民が多く住み着いた地域で、シアトルはノルウェーのベルゲンと姉妹都市関係を結んでいます。
東の高台の方へ向かうと、大きな動物園があり、そのまわりは住宅街。シアトルは曇りがおおいので、お天気が良いとこぞって外へ出てきます。家の前でガレージセールをしたり、親子で前庭の手入れをしたり、お日様の元でゆったりとした時間を過ごします。
住宅街から南へ下り、再び運河沿いに出ると、不思議なパブリックアート満載の地区です。謎のトロールや彫像、果てはロケットまで発見。美術の盛んなこの街の公園には、あるものが巨大なアートになっていました。ちょっと変わった芸術を愛する、おおらかな街歩きです。