これまでの街歩き

コルドバ/ アルゼンチン

2009年5月7日(木) 初回放送

語り:中村梅雀

撮影時期:2009年2月

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学生の活気あふれる街 コルドバ

アルゼンチンの大草原・パンパを真っ直ぐ伸びる一本道。バスに揺られて、アルゼンチン第二の都市、コルドバに到着しました。
バスから降り立つと、そこは大きなバスターミナル。これから旅に出発する人やコルドバにやってきた人たちでごったがえしています。
街の中心に向かって歩くと、白壁の美しい街並みに出ました。通りで談笑する若者にたずねると、ここはコルドバ大学。彼らはただ今、入学試験の真っ最中でした。学生の活気あふれるコルドバ。大学の中では、63歳の現役の学生さんにも会いました。
夏のコルドバは午後9時になってもまだ日が暮れません。
緑あふれる住宅街、露店の立ち並ぶ通りを抜けて、オレンジ色にライトアップされた美しい教会にやってきました。教会を見上げると、なぜか左右の塔が違う形をしています。
どうしてか知りたくて教会に近づいていくと、教会の前にいたおじさんが「それは神の完全さと人間の不完全さを表現しているんだ」と教えてくれました。完成した右の塔が神、未完成な左の塔が人間。「人間は不完全な生き物だからね」とおじさん。
世界遺産にも登録されているコルドバの歴史的な美しい街並みと、開放感にあふれた夏の長い1日を過ごす人びと。日差しをいっぱいに浴びながらの街歩きです。

※NHKサイトを離れます
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