これまでの街歩き

コッツウォルズII/ イギリス

2009年9月10日(木) 初回放送

語り:牧瀬里穂

撮影時期:2009年5月

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ゆっくりと時が流れる街

どこまでも続く田園地帯。なだらかな丘陵地では沢山の羊たちが草をはむ・・・・。ロンドンの西、凡そ160キロのコッツウォルズ地方には百余りの町や村が点在しています。何百年も前から変わらない街並み、コッツウォルズストーンと呼ばれるこの地方独特の石を積み上げた壁、そしてその壁に飾られた花々・・・・。今回も、イギリスで最も美しいといわれ、世界中から観光客が訪れるコッツウォルズ地方の街を、ゆっくりと時間をかけて歩きます。
 コッツウォルズの西の端に位置するウィンチコムは、中世の頃には修道院があり、多くの巡礼者が訪れ栄えていました。立ち並ぶ家々の、ユニークにデザインされた石垣や白壁は、そんな中世の面影を今に伝えてくれます。
 そしてコッツウォルズ最北端にあるこの地方最古の街、チッピング・カムデン。1173年に市場の権利を認められたこの「マーケットタウン」は、今もそこかしこに歴史を感じさせる建築物であふれています。懐かしさを感じさせる“わらぶき”屋根の家々と、この地方特有のライムストーンで作られた蜂蜜色の家並みは、コッツウォルズで一番美しい街と言われています。

※NHKサイトを離れます
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