これまでの街歩き

ビリニュス/ リトアニア

2010年7月25日(日) 初回放送

語り:牧瀬里穂

撮影時期:2010年5月

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祈りの門をくぐって信仰の街へ

バルト三国の一つ、リトアニアの首都ビリニュス。旧市街の入り口、「夜明けの門」から歩き始めます。トンネルのような門をくぐり終わったとたん、前を歩く人たちが次々振り返って十字を切ります。実は門の上が聖母マリアをまつる礼拝堂で、あつい信仰を集めているのだとか。旧市街には250もの教会があり、街のどこを歩いても柔和なバロック様式の建物を目にすることができます。こんなに教会があるのに、リトアニアは14世紀半ば、ヨーロッパで一番最後にキリスト教を受け入れた国、というのですから驚きです。
旧市街の真ん中を南北に貫くメインストリートでは、広場の花屋さんに出会ったり、バロック建築の傑作、聖ガジミエル教会を目にしたり・・・。そこから東西に延びる魅力的な路地では、中庭で花を育てる人や、職人さんに出会ったり・・・。リトアニアの伝統を守る人々との出会い、そして彼等のあつい信仰心を垣間見るチャンスがいっぱいです。ゆったりとした雰囲気の中、自然と気持ちが和んでしまうような街歩きです。
リトアニアは1991年、ソビエト連邦から独立しました。

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