これまでの街歩き

アルプスが見える街Ⅳ
インスブルック/ オーストリア

2010年9月26日(日) 初回放送

語り:中嶋朋子

撮影時期:2010年6月

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「上を向いて歩こう」 

4回連続でお届けした、シリーズ「アルプスが見える街」。最後に訪れたのは、アルプス最大の古都インスブルックです。ハプスブルク帝国の時代の面影を残す街から、目を上に移すと、すぐ後ろにアルプスの山々がそびえています。
街の南のはずれから旧市街へ、街の北に連なる山の方向に歩き始めました。山につられて目線を上に向けて歩くと・・・そこにはいろいろな発見があります。鐘が鳴り響く教会、ゴシック調の建物でロッククライミングをするマネキン、殴られた顔のレリーフ・・・。レリーフの由来を地元のおじいさんに聞くと、それは100年前に起きた“けんか”の証拠だとか。「地元の者は下ばかり向いて歩いている。見上げると面白いものがたくさんあるのに」と、おじいさんは教えてくれました。
狭い路地が入り組む旧市街に入っても、上を向いて歩けば、出会う出会う・・・黄金に輝く屋根、時計台から降りてくる山岳救助隊、川の上を旋回する不思議なおもちゃの飛行機・・・。
背筋を伸ばして上を向いて、さっそうと歩く・・・・インスブルックの街です。

※NHKサイトを離れます
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