これまでの街歩き

揚州/ 中国

2011年4月20日(水) 初回放送

語り:矢崎 滋

撮影時期:2011年3月

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「巷城」に住む人々

中国江蘇省、揚州の街。今回は、古運河のほとりから、東門を通って旧市街に入り、路地を縫うように街を巡ります。朝、東門をくぐってまず出会ったのはこの街専用に設計された小さい消防車。揚州旧市街は、迷路のように狭い路地が張り巡らされており、こうした消防車が必要なのだとか。そういう狭い路地を“巷(ちまた)”と呼び、揚州旧市街は“巷城(城は街の意味)”と呼ばれているそうです。
屋台の朝ご飯も、洗濯などの家事も、仕事もみんな“巷”で行われます。家の中は狭く、日当たりもよくないため、みな暖かく明るい外にいることを好むんですね。だから、巷を歩けば色んな出会いが転がっています。路上を作業場や「ショーウィンドウ」にする家電修理のご夫婦や、家の前に置かれた洗濯機で母親から家事を習う結婚直前の娘さん・・・。
また、街の人は自己流の楽しみを見つけるのが得意。朝から自己流の運動法で健康維持に努めたり、客待ちの間に巷のわずかな空間でバドミントンをしたり・・・・、これがとっても楽しそう!日々楽しみながら暮らす人々とふれあい、迷路のような巷をさまよいます。

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