世界ふれあい街歩き

ゲーテが愛した学問の街で、友情を深め合う学生たち

　今回は、ドイツ「古城街道」に属する、学問の街・ハイデルベルクを訪ねます。
　朝、13世紀に造られたというハイデルベルク城の裏庭から歩き始めます。少し歩くと、庭の隅にある人物の銅像を発見。「ゲーテ」と書かれていました。近くで休んでいる御婦人に聞くと、詩人・文学者のゲーテは生前、ハイデルベルクがとても気に入り、8回も訪れたのだそう。何だかこれから歩くのが楽しみになってきますね。
　旧市街の中に入ると、600年以上の歴史を持つ名門・ハイデルベルク大学に通う学生たちにいたるところで出会います。開放的な屋外の学生食堂で仲間とランチタイムを楽しむ人たち、演劇部の公演に向けてリハーサルや宣伝に励む演劇部の人たち、そして、学生寮で優しい管理人さんに見守られて暮らす人たち…。
　ゲーテが愛した、歴史ある「学問の街」で、友情を深め合い、青春をおう歌する学生たちに出会います。