これまでの街歩き

あこがれリゾートの街を行くⅠニューカレドニア島ヌメア/ 仏領ニューカレドニア

2012年4月3日(火) 初回放送

語り:安 めぐみ

撮影時期:2012年1月

※動画の公開は終了いたしました

Map

“天国にいちばん近い島”の街を歩く

 南太平洋屈指のリゾート地、ニューカレドニアの首都ヌメア。歩き始めは、たくさんのヨットが停泊するマリーナです。青い海、さんさんと輝く太陽。雰囲気は、まるで南フランスです。ヨットやクルーザーを眺めながら歩いていると、スケートボードに乗った少年に出会いました。なんとこの少年、船に住んでいるのだとか。毎週末、家族で離島まで足をのばしてバカンスを楽しむのだそうです。自由な船上生活を満喫している様子でした。
 マリーナのすぐ隣は、活気あふれる魚市場。祖父母が日本人だという鮮魚店のおじさんに出会いました。一緒に働く奥さんはオーストラリア系だそう。「うちの子はきれいだよ」と自慢げに紹介された娘さんはエキゾチックな顔立ちの美人さん。市場をのぞいただけでも、さまざまな人種の人たちが一緒に暮らしているのが分かります。
 中心街へ入ると、さらにいろいろな顔立ちの人たちに出会います。中国系の雑貨屋さん、先住民系のストリートミュージシャン、買い物をするヨーロッパ系のおじさん…。お話をうかがうと、「アメリカン」という名前のフランスパンのサンドイッチを買ったところだとか。この街は、本当にいろいろな国の文化がまじり合っています。
 緑あふれる住宅街を歩けば、大家族がバーベキューを楽しんでいたり、兄弟同士で散髪し合う一家に出会ったり、丘の上の家で海を眺めながら過ごす親子のお宅に招かれたりしてみなさん本当に気さくでおおらか!数世代にわたり、人種の垣根を越えて仲良く暮らして来た人たちのその温かさにふれる街歩きです。

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