これまでの街歩き

上海・四川北路界わい/ 中国

2012年6月19日(火) 初回放送

語り:矢崎 滋

撮影時期:2012年4月

※動画の公開は終了いたしました

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上海 四川北路界わい

 朝、上海の中心を流れる黄浦江(こうほこう)の支流・蘇州河の橋から街歩きを開始。四川北路をしばらく歩くと、広々とした公園に着きました。園内は太極拳など朝の運動をする人たちでとてもにぎやか。その一角で、掲示された紙を熱心に見たり、メモを取ったりしている人たちがいます。何をしているのか尋ねると、ちょっと驚きの情報交換がなされていました。四川北路から路地に入ると、日本のお寺の跡を発見。昔この界わいは日本人居留地区だったことが分かります。
 商店街から路地裏を行くと、露店がたくさん並んでいます。麦芽アメやサトウキビジュース、鳥、スッポンなど何でも売っています。四川北路の角を曲がり、文化名人街というおしゃれな通りにある骨とう品屋さんに入り、戦前の貴重なポスターを見せてもらいました。
 午後、街なかでチリンチリンと音を出す廃品回収屋さんに遭遇。また、広東省からわざわざこの界わいにある“恋愛ポスト”に投かんしに来た女の子たちと出会いました。
 古い集合住宅の間を歩いていると、布団を干すお母さんと出会い、戦前、日本人が住んでいたという家の中を見せていただきました。
 歴史背景に思いをはせつつ、レトロ上海の風情を味わう街歩きです。

※NHKサイトを離れます
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