これまでの街歩き

川越/ 日本

2013年5月21日(火) 初回放送

語り:大友康平

撮影時期:2013年4月

※動画の公開は終了いたしました

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悠久の時が流れる街

 今回の語り手は、高校時代を川越で過ごした大友康平さん。思い出の場所を目指して、街歩きがスタートです。当時、大友さんがよく授業を抜け出して時間を過ごしていたという喜多院を訪れると、大勢の人々に遭遇。26年間も毎朝欠かさずラジオ体操を行う集まりなのだそうです。大友さんの母校・川越工業高校へ。当時は男子校だったのが、男女共学になっていてビックリ!今は男子が1人しかいないクラスもあり、時代の流れを感じます。江戸時代の趣が残る蔵通りを散策すると、蔵を整理する家族と出会いました。先祖が使っていた何気ない日用品から、当時の暮らしぶりを想像するのが楽しいのだそうです。街のランドマーク“時の鐘”では、お団子屋さんから、鐘つき守をしていた先祖の話を聞かせてもらいました。この街の人々は、古いものを通して過去とのつながりを感じているんですね。
 午後、“川越まつり”で使われる山車(だし)を整備する人々に出会います。作業を仕切っていた男性が言うことには、「川越は“祭りバカ”の街」なんだとか。秋の祭りの準備のために、老若男女が和気あいあいと作業する光景が印象的でした。まるでタイムスリップしたような川越の街で、歴史に寄り添って暮らす人々と出会う街歩きです。

※NHKサイトを離れます
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