世界ふれあい街歩き

アンデルセンが愛した「子どもの楽園」

　コペンハーゲンは、メルヘンの世界そのままのかわいらしい街並みと、アンデルセンが長く住んで数々の名作童話を生み出した街として有名。今回はそんな“おとぎの国”の暮らしにふれる街歩きです。
　まずは中央駅からスタート。駅前にあるのは、有名な遊園地のチボリ公園です。創業はなんと1843年！街の中心部に入ると歩行者天国があり、散策にぴったり。あちこちから、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。この街には子どもの遊び場がたくさんあり、育児に最高の環境なんだとか。
　中心部からちょっと離れてクリスチャンスハウンという地域に行くと、雰囲気はさらにのどかになります。運河にはボートがずらりと並び、船遊びを楽しむ人もいれば、船を家に改造して住んでいる家族もいたり…。コペンハーゲンの人は、いくつになっても子どもの心を忘れないのかもしれません。
　日が沈むころ、明かりのともったチボリ公園に、いよいよ足を踏み入れます。