世界ふれあい街歩き

優雅な伝統が息づく「千年の都」

　二度の世界大戦の被害をほとんど受けなかったチェコの首都プラハ。「建築博物館の街」という別名を持つほど、歴史ある建物が数多く残されています。
　プラハ・マサリク駅を出ると、そこは世界遺産「プラハ歴史地区」のど真ん中。迫力ある建物に圧倒されます。有名な旧市街広場には、中世に建てられたティーン教会をはじめ、ゴシック、ルネサンス、バロックと多彩な様式の建築が勢ぞろい。それらの建物が今もちゃんと使われていることにも驚かされます。600年の歴史を誇るカレル橋を渡って、ブルタバ川の対岸へ向かいます。一歩路地に踏み込めば、旧市街を見渡す絶景スポットや、ガイドブックには載っていない意外なモニュメントが次々と現れます。
　そして夕暮れどき、街角には美しく着飾った紳士淑女の姿が…。いかにもプラハらしい優雅なイベントが幕を開けます！華麗な景観を楽しみながら、そこに暮らす人々の素顔にふれる街歩きです。