2013年11月5日(火) 初回放送
語り:八嶋智人
撮影時期:2013年9月
ブラジル第2の都市、リオデジャネイロ。カーニバルで有名なこの街は、美しい海と小高い丘に囲まれています。20世紀後半まで200年近くブラジルの首都だったリオデジャネイロは、人口600万を超える大都会。
通勤客を乗せた船で港に到着したら、高層ビルが立ち並ぶ通りから街歩き開始です。ポルトガル領だった頃を彷彿(ほうふつ)とさせるコロニアル風の街並み、街の発祥の頃からにぎわってきた広場、かつて街の暮らしを支えていた美しい水道橋など、リオの中心部を巡ります。途中、リフティングのスゴ技を披露するサッカーおじさんや、米粒に名前を書く日系3世の女性、丘の上の鉄くずアーティストたちとのふれあいを楽しみます。
夜になってのぞいたサンバの練習会場では、年齢も人種も職業もさまざまな人たちが集まって無心にドラムをたたいていました。みんな、「短い人生、存分に楽しまなきゃ!」と愉快でたまらない様子。陽気でエネルギッシュなリオの人たちと出会います。