世界ふれあい街歩き

プロヴァンスの強い光が降り注ぐ美しい街

　今回の街歩きは、古代ローマ時代にローヌ川の海洋貿易で繁栄を遂げたアルル。画家ゴッホがその美しさにほれ込んだ街としても知られています。
　バスに揺られローヌ川に架かる橋を渡って旧市街の入口で下車。元気な太陽を浴びながらモーニングコーヒーを楽しむ人たちや、世間話に夢中な男性たちと朝の挨拶を交わしながら路地歩きをスタート。古い門をくぐればゴッホゆかりの中庭があったり、広場で懐中電灯を持つ明るい女性たちと遭遇したり、究極の美を求めて彫刻に没頭する男性を見かけたり…。そこで語られるのは古代からアルルに刻まれてきた歴史の数々。
　美しいものに囲まれて暮らす人びとが大切に守り続けてきた心の中の宝物とふれ合う街歩きです。