世界ふれあい街歩き

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これまでの街歩き

ザグレブ/ クロアチア

2007年6月5日(火) 初回放送

語り:工藤夕貴

撮影時期:2007年4月

世界地図

地図

場所

ザグレブは、1991年に旧ユーゴスラビアから独立したクロアチア共和国の首都です。古くから東西の文化、民族の接点として争いが絶えず、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれてきたバルカン半島の西側に位置します。北側に緑豊かな丘がつらなるザグレブの街は、大きく二つに分かれます。ゴシック様式などの重厚な建築物が残る旧市街と、碁盤目状に広がる新市街。通りには路面電車が頻繁に行きかい、緑豊かな公園や広場が多い街です。
およそ2キロ四方に見所が集まっており、3時間ほどで歩いて回れます。通りを抜けるたびに街の表情が様々に変わっていく、小ぢんまりとした街並みです。

Information

シュトゥルークリ

クロアチアの伝統料理「シュトゥルークリ」は、小麦粉で練った皮にチーズを包んだパイのようなもの。家庭独自の味が、代々伝えられてきました。
作り方です。
小麦粉をこねた生地を、薄くテーブルほどの大きさまで伸ばします。透けて見えるほど薄く伸ばすのがポイント。その生地にサワークリームなどを加えたチーズをまんべんなく散らし、ロール状に巻きます。10センチほどの長さに切って茹でれば出来上がりですが、パプリカスープに入れたり、オーブンで焼けばより一層味が引き立ちます。砂糖をまぶしてデザートとして食べてもおいしいですよ。

最高級ワイン ディンガッチ

クロアチア南部の沿岸で作られる「ディンガッチ」はクロアチア最高級の赤ワインです。ディンガッチとは村の名前。この村のブドウ畑は70度もの急こう配にあるため、太陽を十分に受け糖度が高いぶどうを生み出します。
かつてディンガッチは国営企業が一括して生産していましたが、1991年のクロアチア独立以来、農家それぞれが独自に生産・販売するようになりました。現在は、20種類のディンガッチがラベルも多種多様に販売されています。中には、熟成に力を入れてフランスワインに負けない味を作り出そうとがんばっている農家も出てきました。

愛の象徴リツィタル・ハート

クロアチア女性の愛の象徴、それは「リツィタル・ハート」と呼ばれる飾り物です。小麦粉で作ったハート型を蜜蝋やゼラチンなどで固め赤い色に塗ったものです。このリツィタル・ハートは、女性の心をかたどったものと言われています。男性への愛の告白の時は、ハートの上に鏡を載せてこのハートを贈ったそうです。「いつも私の心にあなたが映っているのよ」と伝えたわけですね。現代の愛の告白方法は変わりましたが、リツィタル・ハートは今も親しい人への贈り物や結婚式の引き出物として、またお土産としても人気があります。

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