これまでの街歩き

キルケニー/ アイルランド

2015年1月27日(火) 初回放送

語り:永作博美

撮影時期:2014年9月

世界地図

地図

場所

 キルケニーは、アイルランドの首都ダブリンの南西、およそ114キロ。キルケニー城や大聖堂、数々の教会など、中世の建物がアイルランドで最もよく保存されている街です。アイルランドの「きれいな街コンテスト」では2年連続優勝し、美しい街並みを目当てに海外からも多くの観光客が訪れています。
 古くは修道院でビールを造っていたという歴史があり、現在もパブが多くナイトライフもにぎやか。人口2万6千の小さな街ですが、パブが60軒近くあるそうです。
 マザーグースの詩に歌われている「キルケニー・キャット」は2匹の猫が戦うストーリーですが、現在キルケニー・キャットは街のマスコットになっています。

Information

歴史と名物

 豊かな穀倉地帯に囲まれたキルケニーは、元々農産物の取引が行われた小さな街。
 中世、イングランドに支配されるようになり、城下町として発展。その頃の街並みが今に残されています。19世紀には統治するイギリスの圧政や、飢きんに耐えかね、多くのアイルランド人が外国へと移民していきました。アイルランドが独立する20世紀前半まで、キルケニーの人々は、様々な困難を乗り越えてきたのです。
 そんな苦難の歴史を歩んできたキルケニーが誇りにしているものがアイルランドの国技、ハーリング。野球の球のようなボールをスティックで奪い合う激しいスポーツです。街のあちこちで見かける黄色と黒の旗は、ハーリングチームを応援するものなんですよ。

食べ歩きグルメ

街歩きしながら手軽に楽しめるご当地の味を、厳選してご紹介!

 女性実業家のバーリさんが、美貌とプロポーションの元、キルケニーのグルメベスト3を選びました!決め手は、アイルランド人の大好きな「ジャガイモ」です。

ベイクドポテト

皮がついたままのジャガイモを丸ごとオーブンで焼き、切れ目を入れてトッピングしたシンプルかつボリュームいっぱいの料理。ジャックポテトとも呼ばれています。

アイリッシュシチュー

アイルランドの伝統料理。マトンか牛肉とジャガイモ、タマネギなどの野菜を塩コショウで煮込んだシンプルな料理。家庭の数だけシチューのレシピがあるという、いわば国民食ですが、パブでも食べられます。つけあわせのポテトと一緒に食べるべし。

バンガーズ・アンド・マッシュ

パブ料理の定番。ソーセージをよく焼いて、マッシュポテトの上にのせ、グレイビーをかけた料理。イギリスで戦時中の配給として始まった。焼いている間にはじけることからバンガーズ(爆竹)と呼ばれるように。

ちょっとより道

街からちょっと足をのばして、イチ押しの観光スポットを訪ねます!

昔のアイルランド バンラッティ
語り:つぶやきシロー

 キルケニーから西へ150キロ、クレア州にあるバンラッティ民族パーク。
 19世紀のかやぶき屋根の農家や、商店、町並みが移築され、何か懐かしい感じのこのテーマパーク。実は19世紀、アイルランドを大規模な飢きんが襲い、多くのアイルランド人が海外へ移民していったことが背景にあります。移民の子孫が見たことのない故郷を訪れて、祖先が暮らした当時のアイルランドを体験できるようにというのがコンセプト。アイルランドの人々は、ルーツを大事にしているんですね。
 また、15世紀建てられたバンラッティ城では、宮廷衣装に身をつつんだ給仕たちがサービスし、中世のマナーでディナーを楽しむ晩さん会が催されています。

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