世界ふれあい街歩き

※NHKサイトを離れます

これまでの街歩き

グアム/ アメリカ

2016年5月10日(火) 初回放送

語り:吉田 羊

撮影時期:2016年2月

世界地図

地図

場所

 グアムは太平洋に浮かぶアメリカ合衆国の準州。面積は549平方キロメートルで、ミクロネシア地域の中で最大の島です。日本から飛行機で3~4時間ほどの距離にあり、多くの日本人観光客が訪れます。毎年130万人以上の観光客が訪れ、その大半が日本人。
 “常夏の楽園”と呼ばれるように、年平均気温が26度と年中暖かく、ハイビスカスやブーゲンビリアが咲き誇ります。2つの死火山を石灰岩の台地が連結する地形のグアム。島の周囲の大部分を平たんなさんご礁が囲みます。海岸線は砂浜と険しい断崖線、そしてマングローブで構成されています。
 グアムはアメリカ基地の島としても有名で、島の面積の約3分の1が軍にかかわる施設です。
 ここには紀元前4千年以上前からチャモロ人が暮らしていました。そのチャモロの文化はスペイン、アメリカなどの歴代の統治者が大きな影響を与えてきましたが、近年チャモロ文化の復興ブームが起こっています。

Information

グアムの海と歴史

 グアムの海は年間を通して水温が高く、透明度も高いです。 300種類を超えるサンゴ、950種の魚、そして220種の底生藻類を見ることが可能。
 しかし、海の底には児悲しい歴史も沈んでいます。第二次世界大戦時に撃墜された日本軍の九九式艦上爆撃機、戦車や輸送船。米軍の水陸両用トラクターなどが沈んでいるのです。
 チャモロ人がこの島に住み着いたのは4千年以上前とされます。他の太平洋の島々と交流や交易を行い、平和に暮らしていました。その穏やかな暮らしが変わったのが1521年の3月6日。世界一周を行っていたマゼランにより、『発見』されちゃったんです。それからは苦難の歴史が続きます。10万人いたと言われたチャモロ人は一時は1500人に。その後、統治者はアメリカ、日本と変遷しますが、そのたびに統治国の文化を押し付けられてきました。
 美しい海を背景にグアムの歴史をひも解きます。

食べ歩きグルメ

街歩きしながら手軽に楽しめるご当地の味を、厳選してご紹介!

 今回紹介してくれるのは、2013年ミスグアムのカマリンさん。彼女はミスグアムの仕事として、島の魅力を発信してきました。紹介してもらうのはグアムならではの逸品や、島で大流行のグルメの数々。リゾート気分満載で、すてきな美女と、グアムの美食を堪能します。

チキン・ケラグエン

ケラグエンはチャモロのソウルフード!その中でも鶏を使ったチキン・ケラグエンはさっぱりして、おいしいんです!家庭料理でもあるケラグエンは全ての女性が母や祖母から教えてもらう料理。レモン味のこの料理は一口食べれば口の中に爽やかな風が吹き抜けます。チャモロ人の口に最も合う料理です! もちろんレストランでも食べられます。

ハンバーガー

ボリューム感たっぷりのメガバーガーがグアムで流行中!各店趣向を凝らして、オリジナルのバーガーを作っています。あるお店では約200グラムの肉パテを2枚にアメリカンチーズ、モッツアレラチーズのフライ2個、赤オニオン、ピクルス、レタス、トマト、カリカリベーコン、オニオンリングを4つという、高さ20センチのメガバーガーを作っています。味の方も本格的な素材を使うので、ダイナマイト級のおいしさ。

チャモロ風串焼きバーベキュー

バーベキューが大好きなチャモロ人。串焼きのバーベキューはカジュアルな食べやすさで人気です。味の秘密はチャモロ風のタレ。甘辛い味付けです。タレのベースはしょう油味。それに香味野菜、砂糖、ビネガー、時にはコーラを入れたりもします。それに一晩以上、じっくりと漬け込みます。ほっぺたが落ちるとは、この味です!

ちょっとより道

街からちょっと足をのばして、イチ押しの観光スポットを訪ねます!

チャモロの魂を探しにイナラハン村へ
語り:温水洋一

 ホテルロードの繁華街、タモン地区からタクシーで南へ約1時間、イナラハン村へ。ここは第二次世界大戦の戦火を逃れ、グアムで最も古い景観の残る場所です。といってもヤシの葉で編んだような家が残っているわけでなく、スペイン統治時代、アメリカ統治前期の建物が並んでいます。そこで出会ったのは空家を絵で飾る老女。自分が子どもの頃に見聞したそれぞれの家の思い出を絵にしているんだそうです。
 もっと古い古代のチャモロのルーツはないかと訪ね歩くと、1軒のパン屋さんに巡り合います。長いスペイン統治時代にチャモロ文化はすっかり断絶され、スペインの影響を受けていないものは無いとのこと。でも、チャモロのルーツは一つあるよと教えてくれました。それはチャモロの歌。その歌にはチャモロ人が古代のカヌーで海を走り回っていた頃のことが歌われていました。

※NHKサイトを離れます
ページトップ