これまでの街歩き

ブリュッセル/ ベルギー

2008年6月26日(木) 初回放送

語り:牧瀬里穂

撮影時期:2008年6月

街の「広場の花屋」

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ブリュッセル中央駅から旧市街の中心へ向かっていくと、巨大な広場が現れました。そこは、豪華な装飾の建物がぐるっと囲み、“世界で最も美しい広場”といわれる「グラン・プラス」です。
そこで、朝から忙しく働く花屋さんに出会いました。石畳の上には、たくさんのお花が並んでいます。この日は、花屋に40年来通うおばあちゃんが来ていました。このマダム、花屋さんが子どものときから成長を見守ってくれている方なんだそうです。色とりどりの花が、広場の中で一層目立っていました。

街の「エレベーター」

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旧市街を南へ歩いていくと、不思議な白いパイプを発見。人が歩いているし、渡り廊下のようにも見えますが・・・。
実はこれ、ブリュッセルの山の手と下町を結ぶエレベーター。その落差は20m。バイクごと降りてきたお兄さん「無料だし、上からは街が見渡せる。とても便利だよ。」と教えてくれました。市民の足として大活躍のエレベーター。街歩きの際には、展望もかねてぜひ乗ってみてくださいね。

街の「アール・ヌーヴォー」

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新市街の住宅街に出ました。ピンクや青の出窓、ドアには鉄を曲げて飾り付けられた花。
素敵なアパートにお住まいの若いご夫婦が、「これは19世紀末~20世紀初頭にかけてヨーロッパでブームになったアール・ヌーヴォー様式だよ」と、教えてくれました。中へお邪魔すると、ステンドグラスもきれいです。アール・ヌーヴォーは、生き物や植物をモチーフにした鉄の曲線、採光を意識した開放的なガラスが特徴なんだそうです。「見ているだけで気分のいい生活ができる」と、ご主人。こんな家に暮らせるなんて、うらやましくなっちゃいました。

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