これまでの街歩き

マイアミ/ アメリカ

2016年3月15日(火) 初回放送

語り:高橋克実

撮影時期:2015年11月

街の「アメリカの中のキューバ(リトルハバナ)」

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 ドミノ・パークと呼ばれる公園でドミノをしてのんびり時間を過ごすキューバ人のおじさんたちや、キューバ原産の葉巻を売るシガー・ショップや、毎年開かれるラテンの祭りなど、マイアミのラテンパワーを体感することができます。
 ただ、忘れてはならないのは、この街が誕生したきっかけです。1959年に、キューバでフィデル・カストロによる社会主義革命が起こり、それ以降、アメリカに逃れた亡命キューバ人がマイアミのダウンタウンの南西に位置する場所に、コミュニティーを作ったのが街の起こりです。
 今では、キューバ以外からも、多くの中南米、カリブ諸国からの移民が移り住んでおり、スペイン語を話す人たちであふれています。

街の「海外通り(マイアミビーチ)」

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 マイアミといえば、ビーチを思い浮かべる人が多いと思いますが、海水浴はもちろん、ヨガをする姿や、ビーチバレーを楽しむ人、パドルサーフィンをする人など、穏やかな雰囲気であふれています。実はここ、1915年に埋め立て造成地として誕生した人工のビーチなのです。
 南北に細長く、きれいな人工砂浜と冬でも温暖な気候であることから、冬季の避寒リゾート地として人気が高い場所となっいます。この気候にひかれ、冬季の寒冷な気候を避けて他州から移り住む年配者も少なくありません。
 ビーチの前には、たくさんのオシャレなホテルが建ち並んでおり、パステルカラーのかわいらしいアールデコ風のカフェやレストラン、ホテルが建ち並んでおり、見るだけでも楽しい建築であふれています。

街の「ナイトスポット(オーシャンドライブ)」

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 マイアミビーチの南側の部分は、アールデコ地区と呼ばれていますが、昼間の暖かな雰囲気は、夜になると、また違った表情をみせます。アールデコ風の建物に、ネオンライトがともされることで、昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気を醸し出します。
 キューバ音楽でもあるサルサの影響を強く受けた楽曲の演奏をしているレストランやバーなどで、夜な夜な盛り上がっています。この光に吸い寄せられるように、人が集まり、夜通し踊り明かすこともこの街ではよく見かける光景です。
 セレブ御用達のレストランで高級料理を楽しむこともでき、結婚式などのお祝いで、この地に訪れる人々もめずらしくありません。

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