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受賞番組

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快挙!NHKスペシャルが国際エミー賞を受賞!

再放送決定!
[総合] 2011年10月9日(日)午前10時05分~11時54分
※「とっておきサンデー」内

世界の優れたテレビ番組に贈られる「国際エミー賞」の授賞式が、9月26日、ニューヨークで開かれ、南米チリの鉱山事故の救出劇を追ったNHKスペシャル「奇跡の生還~スクープ チリ鉱山事故の真実~」(2010年10月放送)が時事問題部門で最優秀作品に選ばれました。日本の作品が国際エミー賞のこの部門で受賞したのは初めてのことです。授賞式の様子や制作スタッフの感想をお伝えします。

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授賞式の様子

国際エミー賞は、世界の約500の放送機関が加盟しアメリカに本部を置く「国際テレビ芸術科学アカデミー」が主催するもので、アメリカ以外で制作された優れたテレビ番組に贈られます。アメリカの報道関係者が一堂に集まるエミー賞の授賞式で、「国際エミー賞」の時事問題部門の受賞者も発表され、最終予選に残った4つの作品のうち、NHKが制作した「奇跡の生還」が選ばれました。

授賞式の様子

受賞作は、去年8月に南米チリで発生した鉱山事故で、700メートルの地下に閉じ込められた33人の作業員が救出されるまでの70日間、どのようにして命をつないだか、また、いかにして困難な救出作戦を成功させたかを追ったもの。番組では、証言や作業員みずからが記録した映像を独自に入手して、世界を感動させた救出劇の舞台裏に迫り、命の尊さやチームワークの大切さを訴えました。
制作スタッフを代表してNHK報道局チーフプロデューサーの小山大祐、ディレクターの石川俊樹、サンパウロ支局長の佐々文子が授賞式に参加しました。

制作者からのコメント

石川俊樹(ディレクター)の画像
石川俊樹(ディレクター)

鉱山事故の救出現場では、チリ政府による規制が厳しく、各国メディアも殺到していたため、取材は容易ではありませんでした。私たちは、地下に閉じ込められた作業員の家族を独自に取材し、信頼関係を築くことにしました。こうした中、ある相談を家族から受けました。「地下にいる兄が、カメラを送ってほしいと言っている。助けてほしい」というのです。私たちは、その家族に協力して、小型カメラを細い穴を通じて地下の作業員に届けました。そして、作業員が救出された後、地下で撮影した映像を私たちに提供してくれました。こうして私たちは、誰も目にしたことのない地下の生活を記録したスクープ映像を入手し、救出劇の舞台裏を番組で克明に描くことができました。取材に協力してくれた作業員とその家族、そして、ともに取材・制作に携わった多くの仲間たちに深く感謝します。

佐々文子(サンパウロ支局長)の画像
佐々文子(サンパウロ支局長)

地下での生活について、作業員から話を聞くことはできるのか。救出直後、彼らが口を閉ざす中で、私たちは作業員の自宅を一軒一軒訪問して、対話を重ね、取材に応じてくれる人を探しました。あれから1年。現在も、その後の作業員たちの取材を続けていますが、鉱山労働者ではない、新たな生き方を見つけた人たちがいる一方で、いまだ、うつや不眠症といった心や体の不調に苦しんでいる人たちがいます。事故の後、鉱山をめぐるチリ政府の安全対策は強化されましたが、決して十分とは言えず、作業員たちの社会復帰に向けた支援も課題となっています。こうした課題に、チリ政府がどのように取り組んでいくのか、引き続き取材していきたいと思います。

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