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放送内容

人物

にっぽん 家族の肖像
第3集 千住暮らし・黄昏れて光の中

初回放送

総合 2007年9月16日(日)
午後9時00分~9時49分 総合

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迫りくる老いと死。人は最期の時をどう生きるのか。そして、家族はそれをどのように分かち合うのか。

染谷周治さん(92)は、狭心症で半身不随の妻・きよさん(86)を料理から下の世話まで20年支えてきた。夫婦は娘から同居を誘われているが、「住み慣れたわが家を離れたくない」と応じない。結婚から65年、今もガミガミと口の悪い妻に夫は静かに微笑みを返す。部屋には今ようやく辿り着いた穏やかな愛情が満ちている。
染谷さん夫婦が暮らす東京の下町・千住。ここは在宅医療が早くから整備され、自宅で最期の時を過ごす高齢者が際だって多い。それをサポートするのが、柳原ホームケア診療所の川人明所長。受け持つ患者の多くは、余命残り少ない。川人医師は「自宅でのやすらかな死。それは敗北ではなくゴールだ」という。
千住の商店街に暮らす認知症の丸田きよさん(85)。きよさんから八百屋を受け継いだ長女の紀子さん(66)がこれまで一人で面倒を見てきたが、2年前から、次男で独身の宗吉さん(62)が泊まり込んで世話を手伝う。長年、母と折り合いが悪かった宗吉さん。それが今では、一緒にハーモニカを吹き、時には言い合いをしながら、親子の時間を取り戻そうとしている。
家族に老いや病が迫る中、それを引き受けて生きようと決めた名もなき人々の一年を、下町・千住の季節の移ろいの中に見つめる。

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