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放送内容

歴史・紀行

中国文明の謎
第1集
中華の源流 幻の王朝を追う

初回放送

総合 2012年10月14日(日)
午後9時00分~9時49分 総合

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広大な国土と膨大な人口。ますます存在感を高める中国。世界の古代「四大文明」の中でも、ただ一つ中国文明だけは、4000年以上にわたってほぼ同じ地域で同じ文明を維持して繁栄を続けてきた。その謎を、王朝の誕生から始皇帝の統一までの文明揺籃の時代に探るシリーズ。
第一集は最古の王朝「夏」。「中華」という言葉は、かつて「中夏」とも書かれた。「中華」の源流である「夏」王朝は、中国のいわば邪馬台国とも言える。今まで、最古の王朝と考えられていたのは「殷」だった。「夏」は「史記」などの文献に登場するものの考古学の裏付けがないことから、多くの研究者は「幻」と考えてきたが、近年の発掘で、ついに実在が確認された。「夏」が誕生した紀元前2000年頃は、黄河流域だけでなく南の長江流域などでも多様な文化が同時多発していた時代。その中で「夏」が王朝になることができた理由とは?

放送を終えて

今回の番組では、当初からスタッフ同士で「通常のNスペの歴史ものとはひと味違う演出を試してみよう」と繰り返し議論を重ねました。特に意識したのはドキュメンタリーのナビゲーターに初めて挑戦された俳優の中井貴一さんをどれだけ効果的に番組に取り込めるかという点。当然、シリーズ各回の舞台となる遺跡や史跡を丹念に旅するといったアイデアも出ました。しかし多忙を極める中井さんを数か月間ロケに同行させるわけにはいかないし、そちらにばかり時間と労力を割くと、肝心のドキュメンタリー部分の取材がおろそかになってしまう。限られた時間のなかで何ができるのか。必死に知恵を絞った結果生まれたのが、番組に登場した怪しげな骨董屋での“ドラマ風スタジオ”でした。
中井さんに時空を越えた旅人を演じていただくことで、解説パートとしてのスタジオをお勉強ぽくなく見せるねらいでした。しかし、もともとドラマの演出に不慣れな私たち。文字どおり試行錯誤を重ねながらの撮影となりました。
こうした現場の四苦八苦ぶりを、ドラマ撮影のプロである中井さんやマネージャーさんたちがどう受け止めているのか。心配しながらドラマ部分の編集を終えナレーション収録に臨みました。そして収録直後、映像を見た中井さんのマネージャさんから「とても面白そう!期待大です」とのメールが。ホッと胸をなで下ろしたのと同時に、少しだけ手応えを感じました。慌ただしい現場でもじっくりと真剣にスタッフにつきあってくださった中井さん、そしてマネージャーさんはじめその他スタッフの皆さんにこの場を借りて感謝です!

ディレクター 相沢孝義

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