2016年7月20日(水)
午後7時30分~8時15分
総合
第3回は、シリーズで初めて、障害者アスリートの肉体に迫る。ロンドンパラリンピック金メダリストのマルクス・レーム選手(ドイツ)は、右足が義足の走り幅跳び選手。去年10月の障害者陸上世界選手権で、世界新記録8メートル40センチを跳躍。これはロンドン五輪の金メダルの記録を上回る。
レーム選手は、なぜ健常者のトップ選手に匹敵するジャンプができるのか。NHKは、最新の撮影技術を駆使して、ドイツ、日本、アメリカの大学・研究機関とともに、レーム選手の体と脳をあらゆる角度から科学的に解析した。見えてくるのは、右膝下を失ったがゆえに発達した脳の機能、独特の体の使い方など、人間の身体がもつ無限の可能性だ。
番組では、レーム選手の“ミラクルボディ”に肉薄するとともに、五輪をも視野に入れた挑戦を描く。