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Nスペeyes

CG映像と音響制作の現場リーダーたちに新しいオープニングタイトルについての熱い思いを聞きました。

第2回 2012年4月4日更新

4月1日(日曜日)夜9時Nスペオープニングタイトルが変わります!

NHKスペシャルのオープニングタイトルCGが復活します。
以前にも、コンピューターグラフィックスのタイトルを使用したことが ありますが、4月1日(日)の「MEGAQUAKE Ⅱ」の放送から、印象的な 映像と音響が、新しい世代のNHKスペシャルの登場を告げます。

ブラックorホワイト?

新しいオープニングタイトルは、番組内容に応じて2バージョン !
あなたはブラック or ホワイト ?

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これが新しいNスペの顔! ~オープニングタイトル紹介~

“黒と白”映像の新たなチャレンジ
映像デザイン部 山﨑チーフ・プロデューサー

「NHKスペシャル」という番組を浸透させるうえで、オープニングタイトルが果たす役割は重要です。その一方、本 編への導入を視聴者のみなさんにストレートにおこないたい、チャンネルを変えられたくない(!)。「NHKスペシャル」というブランドの認知度をアップさせつつ、なおかつできる限りコンパクトに収める。それが新しいオープニングタイトル制作にあたって求められたコンセプトでした。そこでトライしたのが従来のように絵コンテを描き、そこから ビジュアルイメージを固めていくという手法ではなく、音響デザインとの同時進行で視聴者の心をつかむ映像を探るというやり方でした。数秒で「NHKスペシャル」のブランディングは成立するのか。時間とのせめぎ合い、音とのせめぎ合いの中で誕生したのが、“黒”バージョンと“白”バージョンの2種類のオープニングタイトルでした。
幅広いジャンル、多岐にわたるテーマや切り口、ドキュメンタリーからドラマまで多彩な内容が「NHKスペシャル」の魅力です。そこで、一種類のオープニングタイトルですべてを表現するのではなく、番組内容に応じて“黒”バージョ ン、“白”バージョンを制作することになりました。

大画面のハイビジョン映像、ステレオ音声で放送されるテレビ番組。オープニングタイトルもそれに対応して、微細 な要素も含めて見応えのある映像を短い時間の中でいかに凝縮させることができるのか。これまで見たことのない ような人知を越えた動きを感じさせるようなCGで、軽やかでいながら深みのある映像制作にチャレンジしました!

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1989年4月から放送のオープニングタイトル(1代目)

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2004年4月から放送のオープニングタイトル(3代目)


2代目オープニングタイトル制作に関わったデザイナーの思い出話
(担当CGデザイナーM・O 当時24歳)

2001年4月から放送したオープニングタイトルは、ハイビジョン画質でCG制作をおこなった自分にとっての大きなチャレンジでした。外部会社に導入されていた数千万円のCG制作編集システムを 1週間借り切って、約10秒のCGを制作しました。その当事はパソコンの処理速度が遅く24時間 フル稼働させても約2週間かかることが分かり、計算処理を始めると一発勝負であったので、 外部会社のスペシャルな機材に頼る以外、制作手段がありませんでした。また、ちょっとした修 正にも時間がかかったため秒数やタイミング、素材等をバッチリ完璧に用意して制作に臨みまし た。その頃を思い出すと、自席でプランを考えながら、制作がすらすらと、出来てしまう今となって は、あのころが懐かしいです。

※4代目はNHKスペシャルのタイトル文字スーパー
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“汎用性とインパクト”で音に個性を!
音響デザイン部 福井チーフ・プロデューサー

新しいオープニングタイトルの制作にあたって、音響デザインチームもさまざまな実験を繰り返しました。
 「NHKスペシャル」だから番組を見ようという方もいれば、何気なく見て興味を持たれる方もいます。両者を 引きつけるためには何秒あればよいのか。目でも耳でも覚えていただけるような個性的なものであると同時に、 放送内容が多岐にわたるため、どんな内容の番組であっても違和感なくなじむ汎用性も求められます。
 “汎用性とインパクト”という方向性を決定したうえで、限られた時間のなかでもっとも効果を発揮する音を 追求していきました。4秒間というオープニングタイトルの場合、映像と違って音の世界はわずか2,3秒。SE(音響効果)がよいのか、ME(音楽効果)がふさわしいのか、あるいは音楽なのか……。同じ映像でも音によって印象が変化するため、何種類もの音を映像に重ねてみたのです。
こうして完成した音は、“黒”バージョン、“白”バージョン共通です。この音で「NHKスペシャル」という番組を思い 浮かべるだけでなく、「ああ、夜の9時だな」というふうに放送が始まる時間を知らせるようなところまで、なじんでいただければと期待しています。

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