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遷宮

  • 第1回 伊勢神宮 ~アマテラスの謎~ 総合 2014年1月1日(水・祝)前7:20~8:09
  • 第2回 出雲大社 ~オオクニヌシの謎~ 総合 2014年1月2日(木)前7:20~8:09
  • 二つの遷宮 ~伊勢と出雲のミステリー~ 総合 1月4日(土)午後10:00~10:49

2013年、伊勢神宮では20年、出雲大社では60年ぶりに社を清めて御神体を移す“遷宮”を迎えました。NHKスペシャルでは数年がかりで行われた二つの遷宮の全貌を紹介するとともに、伊勢の神・アマテラスと出雲の神・オオクニヌシがいかにして日本の建国神話を代表する神となっていったのか、最新の研究を通して迫る2回シリーズを放送。池田由紀ディレクター(写真右)、八木真ディレクター(写真左)が各回の見どころを紹介します。

第1回 伊勢神宮 ~アマテラスの謎~ 大型企画開発センター 専任ディレクター 池田由紀

日本の歴史をひもとく

伊勢神宮で式年遷宮が始まったのは1300年前。“日本”、“天皇”という言葉が使われ始める国家の激動期、藤原京を造営した女帝・持統天皇でした。遷宮といえば社や神宝、装束をすべて新しく作り直す儀式として知られ、伊勢神宮では20年に一度のペースで繰り返されてきました。日本という国家と天皇制の永続のために始められたと考えられていますが、1300年もの間受け継がれてきた歴史は、市井の人々にも大切にされ、私たち日本人の精神に寄り添ってきたものであることも語っています。しかし、このように古くから日本人とともにあった儀式でありながら、そこに深い意味が込められていることをご存知の方は少ないかもしれません。

番組では2013年に行われた20年に一度の遷宮を機に、1300年続く儀式に迫るべく、2005年から8年にわたって諸祭・行事を取材。儀式のための準備も含めた貴重な映像をご紹介します。“言挙げせず(言葉にして言わないこと)”の精神で神秘につつまれていたアマテラスと伊勢神宮に“遷宮”を通して迫るとともに、神職の方々が列を成してご神体を移す“遷御の儀”についての新たな見解を提示。日本人のルーツ、古代の日本の歴史をひもといていきます。

美しく貴重な映像をふんだんに

8年をかけておこなわれた諸祭・行事、そしてクライマックスとなる遷御の儀は、映像でご覧になっても厳かな雰囲気を感じていただけると思います。映像技術が進んだことで高感度カメラによる美しい映像でご覧いただくことができるようになりました。また、映像美という点では参道に連なる樹齢数百年の巨木、社殿を囲む鎮守の森など、命豊かな自然もふんだんに織り込み、ゆったりとした気分で番組を楽しんでいただければと思っています。

また、アニメーションで再現する神話も見どころのひとつです。知っているようで知らない神様たちのお話を、平泉成さんの語りで身近に感じていただけるのではないでしょうか。

天皇家の先祖アマテラスを祀る社をなぜ建て替えるのか?なぜ、20年に一度、繰り返されてきたのか?など、さまざまな角度から“遷宮”にまつわる謎に迫る「第1回 伊勢神宮 ~アマテラスの謎~」。

元旦の朝、改めて日本の草創期に思いをはせていただければ幸いです。

第2回 出雲大社 ~オオクニヌシの謎~ 松江放送局 放送部ディレクター 八木 真

60年に一度の遷宮

第2回で取り上げる出雲大社で遷宮が行われるのは60年に一度。伊勢神宮の場合は隣に同じ本殿を建てて御神体を移すのですが、出雲大社は御神体を拝殿に移して本殿を修理します。修理は約5年を要する大がかりなもので、松江局でも2008年からその模様を撮影してきました。番組ではこうした修理の過程はもちろん、2013年5月10日に行われた本殿遷座祭を中心に、普段は見ることのできない本殿内部の美しい天井画などの貴重な映像をたっぷりと紹介。さらに出雲の神・オオクニヌシにまつわる神話「国譲り」をダイナミックなアニメで表現し、一地方である出雲の地にこれほど大きな社が存在するのはなぜなのか、旧暦の10月になると全国の神々が集まる理由は何なのかを解き明かしていきます。

さまざまな顔を持つオオクニヌシ

出雲の神・オオクニヌシは国造りの神、縁結びの神など、いくつもの顔を持ちます。そしてまた朝廷も恐れるほどの強大な霊威を持つ神でもあることが知られています。そのオオクニヌシに1300年前から仕えてきたのが出雲国造家(いずもこくそうけ)。代々、出雲大社の宮司を務め、今回の遷宮をとり仕切ったのは84代目でした。

出雲国造家はアマテラスの息子のアメノホヒという神様の後裔で、宮司さんは現在でも特別な部屋に入り、特別な火で作った食事をとって身を清めるなど、日々の祭り事を欠かしません。番組ではそうした姿も追いながら、「古事記」の出雲神話を読み解き、遷宮で注目を集める出雲大社の本当の姿をお見せできればと思っています。

前回行われた遷宮の資料は一部火事で焼失しており、写真も数点しか残っていないなかで行われた出雲大社の遷宮。そこから読み解ける出雲大社とオオクニヌシの物語に古の日本を感じていただければと思います。

二つの遷宮 ~伊勢と出雲のミステリー~

1日と2日に放送した、シリーズ遷宮「第1回 伊勢神宮~アマテラスの謎~」と「第2回 出雲大社~オオクニヌシの謎~」。「日本」という国の始まりを紐解くその2つの神話には様々な接点があります。『二つの遷宮』は、「伊勢と出雲」、「アマテラスとオオクニヌシ」、その関係性を探ってゆく紀行番組です。

旅の舞台は伊勢と出雲、そしてそれを結ぶ重要な鍵を握る奈良。カメラは2つの神話に描かれた古代史の舞台を巡ってゆきます。

伊勢神宮に祀られたアマテラスよりも先に全国に影響力を持っていたのが、出雲大社に祀られるオオクニヌシ。これまで対立するものとして捉えられてきた両者は、実は、深い慮りによって共存していたのでは…。2つの神話に登場する現場をじっくり訪ねてゆくと、神話に秘められた古代史の姿が徐々に浮かび上がってきます。

神話と歴史が交錯する古代ロマンの世界に浸っていただきます。

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