食材リスト

2016年06月05日 放送 “コリプリ”食感とほのかなうまみ キクラゲ (鹿児島・沖永良部島)

中国料理でおなじみの「キクラゲ」。中国などからの輸入品が市場の96%を占めていますが、近年、国産品に注目が集まっています。中でも評価が高いのが、鹿児島・沖永良部島産。コリップリッとした食感とほのかなうまみが特徴で、デパートや有名シェフからの注文が絶えないといいます。そのおいしさは、温暖な気候が育む島の主要作物さとうきび栽培と、深い関わりがありました。モデルの生方ななえさんが島を訪ね、おいしさの秘密に迫りました。

うまいッ!のヒミツ

  • おいしさのヒミツは、キクラゲが育つ「菌床」に、島の精糖工場で砂糖を作る際に出る、さとうきびの搾りかすやアクを使っていること。この菌床には、食感の元となる水溶性食物繊維やうまみのもととなるグルタミン酸が含まれ、キクラゲはその栄養分をたっぷり吸収して成長。コリップリッとした食感とうまみが生まれるのです。

  • 5~6月が旬のキクラゲ。この時期、島ではガジュマルなどの木に自生のキクラゲが顔を出します。今井さんはこの自生のキクラゲから、菌床に植える種菌を採取。より繊維質が豊富で、日持ちのするキクラゲが出来るといいます。

食材ハンター

生方ななえ(ファッションモデル)

こんなにも歯ごたえとうまみのあるキクラゲを食べたのは初めて!さとうきびの恵みをたっぷり受けて育ったキクラゲは栄養が豊富で、和洋中どんな料理にもあう優れもの。地元の皆さんと囲んだキクラゲ料理のおいしさは忘れられません。

大川悠介アナウンサー(鹿児島局)

大きくて、コリコリ・プリプリの食感が自慢の沖永良部島のキクラゲ。スライスしたときに出る規格外の切れ端まで無駄にしないという取り組みが、縁結びのまち、島根県出雲市で進んでいるというのは、まさに「縁」を感じました。まずは、キクラゲのキムチから商品化を目指すそうですが、ほかにも、ピクルス、スープ、スイーツまで、さまざまな活用の仕方を検討しているそうです。可能性無限大の沖永良部島のキクラゲです。

生産者

今井宏毅さん

島で最も生産量の多いキクラゲ農家の今井さん。キクラゲが元気に育つよう、早いときは午前2時から栽培ハウスに足を運び、温度・湿度管理に細かく気を配っています。「キクラゲが皆さんにより身近な食材になるよう、生産量を増やし頑張っていきたい」と、力強く話してくれました。

専門家・ゲスト

江口文陽さん

東京農業大学教授、専門は林産化学(きのこ学や木材化学など)。自他共に認めるきのこ好き。年に20回は山に入り、森林調査やきのこを観察。品種改良や人口栽培、薬理効果などを研究。今までに食べたきのこは、150種。きのこグッズ収集家で、コレクションは現在4000。

お問い合わせ情報

番組で紹介した「キクラゲ」については
「沖永良部きのこ株式会社」
電話:0997-92-3165
受付時間:月~土 9:00~17:00(日祝は休み)

それ以外のお問い合わせについては
NHKふれあいセンターまで
電話:0570-066-066

IP電話等のお客様で上記のナビダイヤルがご利用になれない場合には
電話:050-3786-5000へおかけください。

ごちそうレシピ

キクラゲの天ぷら