食材リスト

2017年03月05日 放送 肉厚でほんのり甘いわけぎ(アンコール放送) (広島・尾道市)

瀬戸内海沿岸など、比較的温暖な地域で多く栽培されている“わけぎ”。なかでも広島は、全体の6割を生産する日本一の産地です。青々とした葉は肉厚で、辛みが少なく、ほんのりとした甘みがあります。100年の歴史を誇る一大産地を、俳優の米原幸佑さんが訪ね、そのおいしさの秘密に迫りました。

うまいッ!のヒミツ

  • わけぎは海砂を加えた土で栽培します。海砂は粒子が粗く、土中に空気の部屋が無数にできます。わけぎはそこから大量の酸素を取り込むことで、細胞の働きを活性化させて肉厚に育ちます。同時に、光合成も盛んになって、たくさんの糖分を作り出すため甘みが生まれます。

  • 栽培に使う地下水には、塩分が含まれています。土壌の塩分濃度が高いと浸透圧の作用でわけぎは水分を吸収しにくくなるため、体内の糖の濃度を高めることで水を吸収しやすくします。その結果、ほんのり甘いわけぎが育ちます。

食材ハンター

米原幸佑(俳優)

今回、わけぎのことを初めて知りました。地味だけど、どんな食材にも相性が良く、いろいろな料理にも使える野菜です。そして、生産者の千恵子さんが生き生きとわけぎを育てていることに感動!もっとわけぎを広めたいな。

下境秀幸アナウンサー(広島局)

大きな声では言えませんが、群馬県出身の私は、“わけぎ”のことを知りませんでした。(恥ずかしながら、ごめんなさい)。今回取材をして、広島県の皆さんの日常に当たり前に登場する、なくてはならない野菜だと感じました。好物に挙げないまでも、ないと寂しい。そんな絶妙な存在感があります。定番の「ぬた」以外にも、食べ方が広がるといいなと思います。

生産者

大谷千恵子さん

わけぎの一大産地の岩子島で、誰もが「名人」と口を揃える大谷千恵子さん。夫の嘉成さんと30アールの畑でわけぎを栽培しています。「毎日勉強」と、栽培歴半世紀の今も品質の向上を目指し、努力と工夫を続けています。

専門家・ゲスト

関祐二さん

農業コンサルタント。土壌と作物との関係を研究。国内外の畑を回り、それぞれの土地にあった作物の栽培を指導する、通称“土のドクター”。静岡県で、自らお茶などの栽培にも取り組んでいる。

お問い合わせ情報

番組で紹介した「わけぎ」については

NHKふれあいセンターまで
電話:0570-066-066

IP電話等のお客様で上記のナビダイヤルがご利用になれない場合には
電話:050-3786-5000へおかけください。

ごちそうレシピ

わけぎ丼・わけぎコロッケ