食材リスト

2019年02月17日 放送 甘~い!のあとの酸味 土佐文旦 (高知・宿毛市)

黄色く大きな実!宝石のように輝く美しい果肉!の土佐文旦。ぶんたんの全国生産量の9割を占める高知県の中で、そのまた9割以上を占める品種が土佐文旦です。温暖な高知県宿毛市で育くまれたその味は、芳じゅんな甘みと爽やかな酸味の絶妙なバランスが魅力です。その味が完成されるのは、収穫したあと。毎年1月に収穫しますが、収穫直後は酸味が強く、あまりおいしくはありません。じっくりと1か月追熟することで、酸味が減って甘みが増すのです。だから、2月3月は土佐文旦の旬真っ盛り。そのまま食べてもおいしいですが、甘みと酸味を合わせ持つ上品な味わいは、料理にも使える食材です。

うまいッ!のヒミツ

  • 高知県宿毛市は、温暖な気候に恵まれ土佐文旦の栽培に適した地です。海に面した傾斜地にある畑では、文旦の木が日光を十分に受けることで、光合成が活発になり大きな実が育ちます。さらに、傾斜地は水はけが良いので、水分を吸収しやすくしようと、糖分をたくさん増やし、甘みが増すといいます。

  • 収穫直後の土佐文旦は、酸味が強く出荷できるレベルではありません。そこで、収穫後、倉庫に7℃~10℃で保存し、1か月ほどかけて「追熟(熟成)」させます。追熟中に果実は呼吸を続けるため、酸味の元となるクエン酸が消費され、甘みと酸味のバランスがとれた絶妙な味に仕上がるのです。

食材ハンター

片岡安祐美(タレント)

今回土佐文旦に出会い、まずは畑に漂う土佐文旦の華やかな香り、実の大きさ・重さに驚きました。そして、収穫後にも、さらにおいしくするための「追熟」という工程があり、生産者の方の味へのこだわり、その結果生み出される甘みと酸味の絶妙なハーモニーに感動しました。

小野文明アナウンサー(高知局)

土佐の果物の代表格、文旦。高知に配属されて、すぐにその絶妙な甘みと酸味の調和のとりこになりました。あらゆるかんきつ類の中で最も美味しいと思っています。今回初めて教えていただいた「文旦の美しいむき方」に感動!見た目でも味でも楽しめる「土佐の文旦」をぜひ!

生産者

吉岡毅さん

吉岡毅さんは、土佐文旦農家の三代目。地域の若手農家の研究会会長を務めています。吉岡さんが目指す土佐文旦の味は、ただ甘みが強いだけでなく、土佐文旦独特のほどよい酸味が残るもの。飽きずに、いくつでも食べられる文旦が理想だといいます。

お問い合わせ情報

番組で紹介した「土佐文旦」については
NHKふれあいセンターまで
電話:0570-066-066


IP電話等のお客様で上記のナビダイヤルがご利用になれない場合には
電話:050-3786-5000へおかけください。  

ごちそうレシピ

土佐文旦マーマレード