食材リスト

2019年05月27日 放送 ホクホク食感と甘さが自慢!完熟かぼちゃ(アンコール放送) (茨城・稲敷市)

冬に食べるイメージのあるかぼちゃですが、茨城・稲敷市の「江戸崎かぼちゃ」は6~7月が最盛期。地元では贈答品として人気が高い。おいしさのヒミツは、畑で“完熟”させて収穫していること。一般的にかぼちゃは花の開花から45日ほど経った“でんぷんがもっとも多い”時期で収穫されるが、江戸崎かぼちゃは55日まで待って“完熟”で収穫。でんぷんの一部が糖に変わり始めているので、“ホクホク”と“甘み”との絶妙なバランスが味わえる。“とれたて”がもっともおいしいという。

うまいッ!のヒミツ

  • “ホクホク”のヒミツは、「葉」にあり。根元から実までの「葉」の数を10枚前後にして育てる。かぼちゃの場合、光合成によってできたブドウ糖が葉に蓄えられ、その後、実に送られて「でんぷん」を蓄える。このデンプンが“ホクホク”の食感につながる。「葉」の数が多すぎると、葉やつるの成長に使われてしまい、実がよく育たないという。中村さんは、10枚前後にして、葉から送られるでんぷんが多くなる設計にしている。

  • 収穫のタイミング。かぼちゃの実は、花の開花から40~45日ほどでデンプンを最大限に溜め込む。しかし江戸崎かぼちゃは、さらに55日ほどまで待つ。この時期、雨以外は水やりもしない。葉や実につやがなくなり、枯れたような状態になるが、実の水分が葉に吸い上げられることで実の水分が少なくなり、“ホクホク”感が増す。と同時にでんぷんの一部が糖に変わり始めるので、“甘み”が加わる。

食材ハンター

比嘉バービィ(タレント)

ペルーでもかぼちゃは人気ですが、江戸崎かぼちゃのようにホクホク感が強くて、しかも甘みもあるかぼちゃは初めてです。収穫したばかりの“とれたて”かぼちゃの味は格別!。中村さんのご家族や地元の方々があたたかく迎えてくださり、とてもうれしかったです。ちなみに、生まれはペルーですが、育ちは日本です。

広瀬靖浩アナウンサー(水戸局)

一人暮らしの男性がまず調理しない食材の代表。カボチャってそんなイメージですよね。事実、自分もそう過ごしちゃいましたが……心底後悔しています。完熟で出荷する「江戸崎カボチャ」。シンプルに蒸しただけのものをいただくと
嗚呼、そのホクホク感、その優しい甘みたるや…。中年男のカボチャ観を引っくり返した逸品をお伝えしました。

生産者

中村利夫さん

もっともおいしいと感じるタイミングを追求すること45年。畑で完熟させてから収穫することにこだわる。“ホクホク”とした食感と“甘み”の絶妙なバランスのある味は、ほかの誰にも負けない味と自負する。一日の終わりに、焼酎を飲みながらかぼちゃをおかずにして、時代小説を読むのが至福の時間。

専門家・ゲスト

田野島万由子さん

「かぼちゃを食べれば風邪をひかない」と子どもの頃に祖母に言われ、以来、かぼちゃを食べ尽くしている。野菜ソムリエとして、全国のかぼちゃの産地を訪ねて、新たな食べ方を研究している。

お問い合わせ情報

番組で紹介した「江戸崎かぼちゃ」については
NHKふれあいセンターまで
電話:0570-066-066

IP電話等のお客様で上記のナビダイヤルがご利用になれない場合には
電話:050-3786-5000へおかけください。 

ごちそうレシピ

江戸崎かぼちゃ冷製スープ