[BS1] 火曜~木曜 午前0時~(月~水 深夜)[再放送] 不定期 水曜~金曜 午後5時~

2012年118日(水)

温かいスープを召し上がれ
~ポーランドのミルク・バー~

二人の老女、ダヌータ(Danuta)とジドウカ(Dzitka)が経営するミルク・バーは、ポーランド南西部、ドイツとの国境に近い町ヴロツワフにある。民主化の後も、利益がほとんどあがらない店を続ける理由は、ポーランドの人びとの暮らしを支えた伝統の食堂文化の火を絶やしたくないから。ダヌータが言う、「マクドナルドが世界を席巻するのはおかしい。ミルク・バーが世界を席巻するべきよ」。
資本主義経済の荒波の中で、ポーランド社会では格差が広がっている。政府からの補助金を頼りに低価格を維持している二人の店だが、その補助金が廃止されるかもしれないという新聞記事に顔を曇らせるダヌータ。劣勢のミルク・バーに少しでも客を呼び込みたいと赤字を覚悟で内装をリニューアルする。しかし、ジャガイモむき機が壊れてしまい従業員総出でジャガイモをむき続けるも、気づけば客の長蛇の列が・・・といった事も起きる。
そんな中、45年間ミルク・バーの経理を一手に引き受けてきた相棒のジドウカがついに引退する。後任は、ダヌータの娘のエイジア。野菜も肉類も値段が上がる中、ミルク・バーを守り続けるための奮闘が続く。
来年、民主化から20年を迎えるポーランド。時代の荒波の中で、庶民の味方のミルク・バーをいつまで存続することができるのか。ミルク・バーでの日常を淡々と描く映像から、ポーランドの今が見える。

原題
Milkbar
制作
WG Film (スウェーデン 2007年)
初回放送
2008年10月7日(火)午前0時10分~
再放送
2008年11月24日(月)午後10時10分~
2009年9月30日(水)午前0時10分~
2012年1月12日(木)午前0時00分~
2012年1月18日(水)午後6時00分~

※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。