2008年1129日(土)

“ニンジャ”の見る夢
~モンゴル・黄金ラッシュの中で~

モンゴルで今、「ニンジャ」と呼ばれる人々がいる。穴を掘り、土をかきだし、金を掘る人々だ。緑のたらいを担ぐ採掘人の姿がアメリカの人気アニメ『ニンジャ・タートルズ』に似ていることから「ニンジャ」と呼ばれている。世界的な資源需要増加の中、“ニンジャ”の数は急増、モンゴル全人口260万のうちの10万に膨れ上がっている。

「ニンジャ」の多くは元遊牧民。近年の干ばつなどで、家畜を失い、家族を挙げて鉱山に流れてきた。妻や子どもも総出で、早朝から深夜まで、金やレアメタルを掘る。住むのは鉱山の周りに張ったゲル(テント)。近年、10%近い経済成長を続けるモンゴルの原動力の一つは、この金だ。“21世紀のエルドラド”とも称される埋蔵量を誇り、生産が急増している。しかし一方でそれは、鉱山開発者と労働者との格差を広げつつある。

番組では、一攫千金を夢見て厳しい生活を送る“ニンジャ”の暮らしを見つめながら、干ばつと資源高騰下に生きるモンゴルの人々を描く。

原題
“ニンジャ”の見る夢 ~モンゴル・黄金ラッシュの中で~
制作
NHK/駿 (日本 2008年)
初回放送
2008年11月29日(土)午後10時10分~

※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。