2010年210日(水)

レイラ 17歳
~パレスチナ 閉ざされた町で~ 

17歳のパレスチナ人少女、レイラ。ヨルダン川西岸にあるパレスチナ自治区ヘブロンで、ユダヤ人入植者やイスラエル軍に囲まれながら不自由な生活を送っている。しかし、ゆくゆくはエジプトで医学やメディアを学び、いつの日かヘブロンに平和をもたらしたいと考えている。
普通の17歳と同様にインターネットから音楽をダウンロードし、イスラム教徒の女性が着用を義務づけられているヒジャブについて、着るのは自由だと話す。カメラの前で占領下におけるパレスチナ人の暮らしを率直に語り、ユダヤ人入植者やイスラエル軍の日頃の活動の様子を淡々と証言する。
ヘブロンではユダヤ人入植者とパレスチナ人との間で、衝突が日常的に起きている。ある建物には、“アラブ人をガス室へ送れ”という落書きが書かれていた。パレスチナの子供たちが登下校の際、ユダヤ人入植者から石を投げられ、ケガをすることも少なくない。
イスラエル軍の元兵士は、ヘブロン駐留中にパレスチナ人の家を一戸ずつ訪れ、占領を強化していった過程を振り返る。しかし、イスラエルは占領地でパレスチナ人に行っていることに疑問を感じる必要があり、政治的な観点からでなく一般市民の目線にたって行動すべきだと語った。
番組は、17歳のレイラの日常を通して、ヘブロンにおけるパレスチナ人とユダヤ人入植者の対立の根深さを描くとともに、平和への道を探っている。

原題
Welcome to Hebron
制作
Ekedalen Produktion (スウェーデン 2007年)
初回放送
2009年5月13日(水)午前0時10分~
再放送
2009年8月15日(土)午前10時10分~
2010年2月10日(水)午前10時10分~

※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。