2012年12月20日(木)
カタツムリのお粥やベーコンエッグ・アイスなど、独創的な料理で知られるイギリスの三ツ星レストランのシェフ、ヘストン・ブルメンタールが、「まずい料理」を改善して回るシリーズ。今回挑むのは、上空1万メートルで供される機内食だ。
機内食工場を見学し、空の上でその機内食を試食したヘストンは、オーブンで再加熱する段階で味が落ちることに気づく。そこで機内で一から料理することにしたが、フライト中は時間とスペースの制約があるため、ギャレーはパニック状態に陥る。
次にヘストンは、オーブンを使わずにすむ冷たい料理を集めた「空の上のベントー・ボックス」で再挑戦。気圧や湿度の変化によって、フライト中は味覚や嗅覚が鈍くなるという事実に気づき、客の五感に訴えることを重視する。遊び心満載の魅力的なメニューが出来上がったが、またもや仕上げの段階でギャレーは大混乱に。
チャンスはあと一回。ヘストンの熱意に動かされ、当初は懐疑的だった機内食会社のシェフや客室乗務員たちも協力するようになっていく。果たして、ヘストンの機内食改革は成功するのだろうか?
※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。