2016年113日(木)

パーク・アベニュー 格差社会アメリカ

自由と公平な競争機会が約束されているとされるアメリカ合衆国。ところが、こうした「アメリカン・ドリーム」はもはや幻想でしかないのではないか、と訴えるドキュメンタリー番組。担当ディレクターのアレックス・ギブニーは、ニューヨークで最もリッチな人々が住むという「パーク・アベニュー740番地」の人々に焦点をあてる。そして、そのパーク・アベニューを北上するとハーレム川に突き当たる。その先は、いわゆる生活困窮世帯が多くある地区だ。一つの通りの「こちらと向こう」では、大きな格差があり、その格差は今のアメリカのシステムでは乗り越えられないのではないか、とも主張する。“富める者は富み、貧しい者は貧しいままの社会”。一体、何が原因でこうした格差の固定化が進んでいるのか。ギブニーは、富裕層を“優遇する”税制がワシントンでのロビー活動を通じて展開されていると指摘。様々な専門家へのインタビューを通じて、金持ちが“優遇される”仕組みを明らかにしようとする。2010年には、わずか400人の億万長者が下から数えて1億5000万人分の合計の富み以上を得ているという現実を示す。アメリカの気づかない側面に光を当てた意欲作。

原題
Park Avenue: Money,Power and the American Dream
制作
国際共同制作 NHK / Jigsaw Productions / Steps International (アメリカ/南アフリカ 2012年)
初回放送
2012年11月30日(金)午前0時00分~
再放送
2012年12月6日(木)午後6時00分~
2013年1月1日(火)午後5時00分~
2013年3月22日(金)午前0時00分~
2014年4月4日(金)午前0時00分~
2015年11月5日(木)午後5時00分~
2016年11月3日(木)午前0時00分~

※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。