[BS1] 月曜~水曜 午後11時~ [再放送] 月曜~金曜 午後6時~

2014年1114日(金)

スターリンの亡霊

第二次世界大戦をはさんだ凡そ30年間、旧ソビエトで独裁者として君臨したヨセフ・スターリンの死から60年あまり。その残忍極まる粛清が、ソビエト史の汚点とされる一方で、ナチス・ドイツと戦い、第二次世界大戦を勝利に導いたとしてスターリン時代を懐かしむ者もいる。
改革と情報公開を掲げたミハイル・ゴルバチョフが書記長に就任した1985年。その後に発足した人権擁護団体「メモリアル」は、これまでの25年間で、スターリン時代の粛清の犠牲者など、130万人以上の情報を収集・公開してきた。海外からの援助で運営されるこのNGOは「アメリカの手先」「外国の情報機関」などの激しい批判を受け、近年ではプーチン政権の政策によって、その存在も脅かされているという。
スターリンを懐かしむ人々の多くは、ソビエト崩壊後のナショナル・アイデンティティの喪失から「強い国家・ロシア」復活を望んでいる。しかし、強制収容所を生き延びた人々や歴史家たちは、スターリンの死によって、彼の存在が美化されるわけではないと訴える。
番組は、根強い“スターリン神話”と、粛清された人々の子孫、強制収容所経験者、それに歴史家への取材を通じて、スターリンがロシア社会に残した“遺産”とは何なのかを問いかける。

原題
In the Wake of Stalin
制作
INA (フランス 2013年)
初回放送
2014年1月30日(木)午前0時00分~
再放送
2014年3月6日(木)午後6時00分~
2014年11月14日(金)午前0時00分~

※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。

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