2016年510日(火)

ホムスに生きる
~シリア 若者たちの戦場~

2011年にアラブで始まった民主化運動の波。しかし反政府運動は大きな犠牲を伴い、中でもシリアはとりわけ凄惨な状況に陥っている。
シリア人監督タラール・デルキは、2011年の夏から反体制派の拠点のひとつであるホムスで活動する二人の青年を追い続けてきた。
サッカーのユース代表チームのゴールキーバーとして活躍したバセットは、そのカリスマ性が若者を引きつけ、民主化運動のリーダーとなった。友人のオサマは、デモを撮影し、インターネットで公開することで民主化運動を広げようとした。二人は同志として非暴力の抵抗運動を先導し、抵抗運動の波はシリア全土へと広がっていった。
事態が一変したのは2012年2月。政府軍の容赦ない攻撃によって、ホムスで170人もの市民が殺されたのだ。政府側との対話は不可能と悟ったバセットたちは、これを機に武装闘争へと転換していく。
政府軍の攻撃が継続する中、脱出できなかった一部の市民とバセットたちは包囲されてしまう。迫撃砲を撃ち込まれ、廃墟と化していくホムスの町。バセットたち武装グループは、今も政府軍に包囲されたホムスで戦っている。

原題
The Return to Homs
制作
国際共同制作 Proaction Film/Ventana Film/NHK/SWR/SVT/TSR/CBC 他(2013年)
初回放送
2014年4月11日(金)午前0時00分~
再放送
2014年9月7日(日)午後1時00分~
2016年5月10日(火)午前0時00分~

※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。