2018年11月2日(金)
イギリスのジャーナリストのルイ・セローが、アメリカの闇に切り込む作品。鎮痛剤の処方が乱発されたため、白人中流家庭にもヘロイン中毒がまん延する驚愕の実態に迫る。
東部ウエストバージニア州。思春期の娘を失った両親、麻薬のために暴力を振るう売人と暮らす若い女性や、ヘロイン中毒で生まれた赤ちゃんとその両親・・・町の救急隊員は、薬の過剰摂取で倒れるSOSへの対応に忙殺されている。かつて、病院や医師が処方してきたオピオイド系鎮痛剤が依存症を招き、規制導入後、ヘロインが街を蝕んでいる。短く易しい質問を重ねながら、本音を吐露させるセローの取材手法が随所にのぞく。
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