2019年5月2日(木)
ロシアの元スパイがロンドンで放射性物質を盛られて殺された「リトビネンコ事件」。十数年を経て、当時の捜査員や肉親が、意外で驚きに満ちた暗殺手口のディテールを暴露する。
リトビネンコと面会したKGB関係者が立ち寄った寿司バーやホテルの部屋から、高濃度のポロニウムが検出された。監視カメラ映像も疑惑を深める。イギリスの捜査員はモスクワへ飛ぶが、原因不明の下痢にかかり、ロシア側の巧妙な妨害工作に裏をかかれる・・・英政府が「プーチン大統領が関与」と断定した2006年の事件からは、スパイたちの“でたらめ”“軽率”も浮かび上がる。いまも続く類似の事件・・・世界への教訓とは?
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