2018年814日(火)

“アメリカン・ゲットー”
麻薬戦争と差別の連鎖 後編

友人の黒人女性ナニーの家族がドラッグによって崩壊していることを知り、麻薬問題の取材を開始したヤレッキ監督。全米で麻薬犯罪の取締りに携わる警官、連邦裁判事、受刑囚、ジャーナリストなどを取材するうちに、麻薬撲滅政策が黒人社会に壊滅的な被害をもたらしていることが明らかになる。

黒人をターゲットにした麻薬犯罪の取締り強化と長期の懲役刑を強いる法の制度が大量投獄システムを作り出したことを背景に、現在アメリカの受刑者総数は220万人。セキュリティシステム、スタンガンメーカー、民間刑務所経営会社などを含む“刑務所産業”は急成長を遂げた。
ゲットーの住民たちが何世代も続く負のサイクルに苦しむ一方で、麻薬戦争の被害は、白人社会の底辺にいる人々にも到達し始めている。
麻薬戦争に終止符を打ち、差別と貧困の連鎖を断ち切ることはできるのか。
2回シリーズの後編は、麻薬戦争はホロコーストと同じ特定の人々を社会から排除し、追いつめる連鎖によって今や間接的に人々を死に至らしめていると指摘する。また、麻薬戦争の被害者たちに寄り添い、法改正を求めて制度と闘う人々を紹介する。

原題
THE HOUSE I LIVE IN
制作
国際共同制作 NHK ITVS BBC ZDF/ARTE
CHARLOTTE STREET FILMS (アメリカ 2012年)
初回放送
2013年7月24日(水)午前0時00分~
再放送
2013年11月6日(水)午後6時00分~
2014年3月26日(水)午前0時00分~
2015年11月25日(水)午後5時00分~
2016年9月7日(水)午後5時00分~
2018年8月14日(火)午後5時00分~

※放送日時及び放送内容は変更になる可能性があります。最新の放送予定はNHK番組表よりご確認ください。