2017年9月19日(火)
銃を所持する権利が憲法で保障される国、アメリカ。子ども向けの銃まで売り出され、誤射や乱射事件が相次いでいる現状と、より厳格な銃規制を求める市民の動きを取材する。
アメリカには14歳から銃の所持が可能な州がある。カラフルでおもちゃのような軽量カーボン製の銃が売られ、幼い子どもの誕生日に銃を買い与えることも珍しくない。しかし、30分ごとに子どもが銃で死亡しているのが現実だ。サンディフックなどの乱射事件をきっかけに、子どもを守ろうと銃規制を呼びかける運動も拡大している。自己防衛のための銃所持が低年齢化するあまり、子どもが犠牲となっている銃社会の矛盾を描き出す。
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