2020年冬、総合テレビで放送予定のアニメ「アーヤと魔女」。
自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、
そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる物語を、
前作『山賊の娘ローニャ』で国際エミー賞(※)を受賞した宮崎吾朗が、
スタジオジブリの最新作となる長編アニメーションとして手がけます。
本作は、今月3日(水)にカンヌ国際映画祭が発表した
「オフィシャルセレクション2020」56作品の1作として
(アニメーション映画は4作が選ばれ、そのうちの1作)選ばれましたが、
それを受けて宮崎吾朗監督からコメントが届きました。
また作品のビジュアルが新たに公開となりました。
【※2016年に第4回国際エミー賞・キッズアワード(アニメーション部門)を受賞。】
監督:宮崎吾朗 コメント
今、僕たちの国では、大人ばかりが多くて、子どもの数が少ないです。
その少ない数で沢山の大人を相手にしなければいけないから、今の子どもたちは大変だろうな。
そんなことを考えているときに僕はアーヤに出会いました。
そして、「そうか、そうすりゃ良いのか!」と思ったのでした。
アーヤが面倒くさい大人たちを相手にどうするか?
それはどうか『アーヤと魔女』をご覧になってください。
憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが、子どもたちを勇気づけ、
大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています。
©2020 NHK, NEP, Studio Ghibli
■原作・・・・・・・・・・・・ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「アーヤと魔女」
■企画・・・・・・・・・・・・宮崎 駿
■監督・・・・・・・・・・・・宮崎吾朗
■プロデューサー・・・鈴木敏夫
■制作・著作・・・・・・・NHK
NHKエンタープライズ
スタジオジブリ