NHKコンクール受賞番組

2015.6.10

第41回放送文化基金賞で最優秀賞ほかを受賞しました。

コンクール概要

第41回放送文化基金賞

東京

ETV特集 「薬禍の歳月~サリドマイド事件50年~」
2015年2月21日放送(89分)

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テレビドキュメンタリー番組

最優秀賞

妊婦が服用した薬が原因で、子どもたちに重い障害を負わせた「サリドマイド薬害事件」。全国で300人を超える子ども達が被害者と認められた。事件を巡る裁判は、10年争った末、国と製薬会社が責任を認め和解に至った。しかし、和解は事件の終わりではなかった。和解当時、子どもだった被害者は50代になり、これまでにない体の異変に襲われている。目に見える奇形に留まらない内臓や骨などの異常や、無理な体の使用による二次障害の多発など、和解当時には明らかでなかった障害が、国の調査によって判明したのである。終わらぬ被害の存在を前に、被害者は、再び事件と向き合おうとしている。被害者は、薬害を背負った人生をどう生きてきたのか。そして、その傷は償うことが出来るのか。今、被害者が自らの言葉で、「薬禍の歳月」を語り始めた。

制作者から

NHKスペシャル 水爆実験 60年目の真実~ヒロシマが迫る“埋もれた被ばく”~
2014年8月6日放送(58分)

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テレビドキュメンタリー番組

奨励賞

第五福竜丸以外の漁船員も被ばくしていたのではないか。長年、原爆被爆者の研究を行ってきたヒロシマの科学者たちがこの疑問に挑み、当時、太平洋ビキニ環礁周辺で操業していた18人の歯や血液から、被ばくの痕跡を探す。さらに、国が存在しないとしてきた第五福竜丸以外の漁船員たちの被ばくの可能性を示す極秘資料を入手。東西冷戦による核開発競争の陰で埋もれてきた大規模被ばくの真実に迫る。

制作者から

NHKスペシャル 知られざる衝撃波~長崎原爆・マッハステムの脅威~
2014年8月18日放送(49分)

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テレビドキュメンタリー番組

奨励賞

70年前、長崎に投下された原子爆弾。被爆直後の死者のおよそ半数は、爆風が原因と見られているが、詳しいことはわかっていない。おととし、爆風による破壊を解明する手がかりが見つかった。爆心地から遠ざかるほど爆風が威力を増す「マッハステム」という現象を捉えた一枚の地図。取材を進めるとアメリカがマッハステムの破壊力を事前に計算し、意図的に利用したことが明らかになった。長崎を襲った衝撃波マッハステムの脅威に迫る。

制作者から

BS1スペシャル 女たちのシベリア抑留 (前・後編)
2014年8月12日放送(99分)

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テレビドキュメンタリー番組

奨励賞

終戦直後、満州などにいた日本人およそ57万人がソ連によって連行された「シベリア抑留」。その中に、多くの女性も含まれていた。関東軍の陸軍病院にいた看護婦や、撤退する軍にまじって避難していた居留民の女性が、兵士とともに酷寒のシベリアに送られ、労働に従事させられた。中には、ソ連の刑法によって裁かれ、10年をこえる抑留生活を強いられた者もいた。今までほとんど語られることのなかった女性たち。戦争と国家に翻弄され続けた苦難の歴史を、当事者の証言で描く。

制作者から

土曜ドラマ『55歳からのハローライフ』 第1話「キャンピングカー」 最終話「空を飛ぶ夢をもう一度」
2014年6月14日・7月12日放送(各58分)

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テレビドラマ番組

優秀賞

村上龍の小説「55歳からのハローライフ」を、1話読みきりのオムニバス形式で映像化。5編の主人公たちは皆、人生の折り返し点を過ぎた中高年。それぞれに立場は違っても、残酷な日常を抱えている。老いてからの再就職、婚活、家族の崩壊、親友との別れ……。ごく普通の人々に起こるごく普通な出来事を圧倒的にリアルに描いていく。―果たして、人生の「再出発」は可能なの?―様々な不安から目をそむけず、新たな道を探ろうと歩み出す主人公たちの姿を通し、老いていくことの希望を描く、“大人による、大人のためのドラマ”。

制作者から

秋の文学スペシャル 漱石こころ100年の秘密
2014年9月10日放送(59分)

テレビエンターテインメント番組

優秀賞

文豪・夏目漱石の「こころ」が新聞連載小説として登場して今年でちょうど100年。教科書でもおなじみの「国民文学」だが、し細に読むと実は謎だらけの作品でもある。「ボーイズラブ」「三角関係」「遺書」「自殺」…とまるで「アブない禁断の書」のような小説世界。漱石の狙いはどこにあったのか?なぜ日本人は100年もの間「こころ」を愛読し続けたのか?漱石文学に一家言ある達人たちが集い、スリリングな読書会が開かれる。

制作者から

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