ノアのちょっとずつ猛進日記

多発性硬化症という難病で、視覚障害もある「バリバラ」レギュラー出演者ノア
(グレースより改名・現在アメリカに留学中)が、日々の生活の中で感じたことを綴っていきます。

新しい活動、始めました!

  • 2019年11月1日
シカゴは最高気温が10度程度まで下がり、少しずつ寒さと闘う日々に突入~

そんな中、私は大学の学生サークルを立ち上げ、その代表になりました!!

その名も「コネクト・ドット・インターナショナル」

  • サークルのために制作したロゴ画像

    <サークルのために制作したロゴ画像。障害のある人、ない人、そしてさまざまな性別の6名のシルエットが描かれている>


サークル名の由来を説明すると、
コネクト=繋がる、ドット=点、インターナショナル=国際的に

地球上どこにいる人だとしても、障害があっても、なくても生きづらさを感じる人が、点と点になり、国際的に繋がって社会を変えよう!というもの


サークル立ち上げのきっかけは、バングラデシュから来ている障害のある学生3人と話し込んでいたときのこと…

海外から来ると文化の違いから、“アメリカ人にとっての当たり前”が、私達にとって当たり前じゃないことが多いよね~という話で盛り上がった

バングラデシュも日本も「おもてなし」の文化があるため、どちらかというと相手の配慮を待つ姿勢でいるけれど、アメリカは言ったもの勝ちのスタイル

むしろ、言わなければ、配慮もサービスもなにもない

最初、私がアメリカに行った時、このにぶつかった

「きっと教授とかアドバイザーとか誰かが声をかけてくれるだろう…。だって、見て分かる障害だし…」と思っていたら、全然違い、最小限の配慮しかなかった(汗)!


困り果てた末、アシスタントティチャー(教授をサポートする人)に相談すると…

「えっ!? 困ってたの? それは言わなきゃ~。どんな配慮が必要? あなたのことはあなたしか分からないし、私達も超人じゃないから、あなたの顔を見て、何に困っていて、どんな配慮をしてほしいのか分からない。でも、言ってくれたら、全てケアするし、コミュニケーションは大事よ」という答えが返ってきた。

こちらは逆に「えええ~。こんなに悩んで困っていたのに、言ったら色々してくれるの~?」と腰抜け状態!

ということで、海外から来た障害のある学生・ない学生ともに、文化の違いによってアメリカでの生活で困っている人を繋いで、お互いにサポートサービスを行なおう!と団体を立ち上げることに!

まずは、サークル活動のビジョンを描くことから…

私と他3人の共通意見は「障害の有無に関わらず、国籍、人種、宗教などに関わらず、生きづらさを感じている人を繋いで、情報共有とお互いのニーズをフォロワーしたいよね~」ということで

そのビジョンに向けての計画を行い、ロゴを考え、大学の学生団体審議委員の前でプレゼン!!

  • 団体立ち上げメンバーとの一枚。バングラデシュ出身の障害のある学生達とワイワイしながら、学校の外でプレゼン資料をまとめているところ

    <団体立ち上げメンバーとの一枚。バングラデシュ出身の障害のある学生達とワイワイしながら、学校の外でプレゼン資料をまとめているところ>


正直、人前で話すことは十分慣れているはずだけれど、時間制限がある上に、英語の方は自信がないので、緊張しながらスピーチ

  • 私が大学の学生団体審議委員の前で、緊張しながらのスピーチをしている様子。ショートカットで青いチェックのシャツを着て、車椅子に乗りながら審査員の方向に向かって演説している

    <緊張しながらのスピーチの様子!>



そして、みんなから代表になってほしいと頼まれ、とりあえず私が代表に…。

残念ながら魔の中間試験時期に突入し、まだ審査結果は聞けていないけれど、おそらく通ったのではないかなぁ~とチームでは手ごたえを感じている

学生団体に正式に認められると大学から資金援助なども得られて、本格的に活動できるので、結果はまだきていないけれど既にワクワク♪


今まで日本では人の後ろについていくことが多かったので、代表として動く経験が少ない分、不安もあるけれど、きっとこの経験も日本に帰った時に役に立つはず!!

それに、若手当事者と言われ続けてきた私も、気が付けば月日が経って、31歳( ゚д゚)ハッ!

この間、若い大学生の介助者がワックスを私の髪に付けようとしたら、人生初の白髪も見つかってショックだったけれど…

年齢を重ねることをネガティブに考えるのではなく、次の大人の階段の一歩に向かって、実力を付けながら登れるよう日々邁進するのみ!

パワーアップして、大人の魅力を身にまとって帰国するのを待っててね!!

  • 私の自撮りの写真。ショートカットで、呼吸器をつけ、茶色いメガネをかけて、微笑んでいる