これまでの放送

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯 アンコール

放送日

11月7日(木)夜8:00

再放送11月10日(日)0:00(土曜深夜)

出演者

ジミー大西 鈴木奈々ほか

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯
2020東京パラリンピック開催まであと1年あまり。バリバラでは、新年度1本目のスペシャル企画として、パラリンピックを盛り上げるためさまざまな障害者で大運動会を開催!その名も「勝手にやる杯」!筋ジストロフィーの人たちが楽しめる競技は?視覚障害者とフェアに闘うには?当事者の声をヒントに考えた競技で、松本ハウス・加賀谷チームVSバギーチーム、8対8のチームで激突!選手たちは無事閉会式にたどり着けるのか?

内容

出演者

  • ジミー大西さん   (芸人・絵描き)
  • 鈴木奈々さん    (タレント)

  • 【運動会参加者】
  • キック松本さん   (大会委員長/「松本ハウス」)
  • ハウス加賀谷さん  (白組リーダー/「松本ハウス」)
  • ベビー・バギーさん (紅組リーダー/ドラァグクイーン)

  • <白組>
  • 永野友樹さん(視覚障害)・植松龍一さん(知的障害)・岡本容昌さん(知的障害)・梶山紘平さん(筋ジストロフィー)・坂本昌文さん(筋ジストロフィー)・鍛冶克哉さん(脳性まひ)・ブランドンさん(助っ人外国人)
    <飛び入り参加> 勇樹さん(脳性まひ)

  • <紅組>
  • 中村優子さん(視覚障害)・近藤宏樹さん(脳性まひ・発達障害)・数矢雄さん(脳性まひ)・高橋雅之さん(筋ジストロフィー)・藤原輝明さん(筋ジストロフィー)・エリさん(脊髄損傷)・横川豊隆さん(知的障害)

みんなが楽しめるスポーツ競技って?

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯 写真1

この春、放送開始から8年目に突入したバリバラ! 放送日も毎週木曜日の夜8時からとなり心機一転となった今回は、「2020年まで待てない!みんなで勝手にやる杯」と題し、普段はスポーツを楽しめないという重度障害者の人たちも一緒に参加できる競技を考え、バリバラ流にやってみることに!
さっそく集まったのは、筋ジストロフィーや脳性まひ、知的障害、視覚障害などさまざまな障害のある16名。松本ハウスのハウス加賀谷さん率いる「白組・ハウス加賀谷チーム」と、番組のナレーションでもお馴染みドラァグクイーンのバギーちゃん率いる「紅組・バギーちゃんチーム」にわかれて対決。

①ゴールを狙え!筋ジストローサッカー

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯 写真2

最初の競技は、「筋ジストローサッカー」。体がほとんど動かせない、筋ジストロフィーの藤原輝明さんが「筋肉以外で動かせるとしたら、息が吹けること」と話していたことから考えられたのが、サッカーボールに見立てたピンポン球を1メートルほどのストローで吹きあってゴールを目指す競技。 ただし、頑張りすぎは命にかかわるため「呼吸器の警報が鳴るとPK」という独自のルールが付け加えられた。試合は一進一退の攻防が続き、選手全員が夢中になって息を吹き続ける白熱の展開。結果は、2対0で紅組・バギーちゃんチームの勝利。競技に参加した藤原さんは「うまく呼吸器と合わせて空気を出すと、思ったより息が出た」と、初めての体験に意外な発見があった様子。

②悪戦苦闘!全員視覚障害玉入れ

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯 写真3

2種目目は、「全員 視覚障害玉入れ」。視覚障害者とフェアに戦うため、玉入れ役は全員目隠しし、誘導役は声で籠へと導くルールだ。バギーちゃんチームの近藤さんは、車椅子についたクラクションを鳴らし、位置を知らせる作戦を思いついた! 開始の笛とともに、一斉に籠を目指す選手たち。「そのまま真っ直ぐ」「違います、こっちこっち」と、目隠しをしたチームメイトに、玉と籠の位置を声で伝えながら指示。実際にやってみると、言葉だけで方向を指示するのが難しく、苦戦する選手たち。それでも2回戦では、コツをつかんできたのか息の合った掛け合いをする選手も出てきた! 2種目を終えて、結果は1勝1 敗。一体優勝するのはどちら!?

③バリアを越えていけ!リアル障害物競走

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯 写真4

3種目目は、「リアル障害物競走!」。普段車いすユーザーが生活の中でバリアとなる「放置自転車」や「店の看板」をコース上に設置!これまで培った運転技術を生かし、ゴールまでのタイムを競う!加賀谷チームの第一走者は出場選手中もっとも車いす歴の長い鍛冶さん。優勝候補だったが、自転車にひっかかり大きくタイムロス。続くバギーチームは逆に最も車いす歴の浅いエリさん。手動の運転だが鍛冶さんの倍以上の早さでゴール!その後も各チームの選手が持ち前の運転技術でレースを楽しんでいると、出場予定の無かった高橋さんや、見学に来ていただけの勇樹さんも競技に参加したい!と申し出た。見ていたら自分もやりたくなる。そんな気持ちもスポーツの醍醐味だ!結果は引き分け。勝負は1勝2分けとなり、勝敗の行方は最終種目へ。

④最終種目 ぶるぶるお玉リレー!

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯 写真5

最終種目は、全員参加して行う「ぶるぶるお玉リレー」。お玉にのせたピンポン球を落とさないよう、先にゴールした方の勝ちだ。一走、二走とお玉が繋がり、最後までどちらが勝利してもおかしくない接戦に! 応援にも自然と熱が入り、一体感が生まれていた。最終走者はリーダー対決。実はリーダーには、腕にマッサージ器を取り付けるというハンデが。予測不能の手の震えに悪戦苦闘しながらも、バギーちゃんが逃げ切り、見事、バギーチームが優勝! 競技全体を終え「みんな対等で戦えたところが良かった」、「運動神経関係なく楽しめた」と、得意なこと、苦手なことを話し合いながらルールを工夫することで、誰もが楽しめる競技をつくることも可能だと、実感した面々だった。

2020まで待てない!みんなで勝手にやる杯 写真6

スタジオでは、パラリンピアンでもある大西瞳さんが「重度の障害がある方って、スポーツは自分とは関係のないものって感じている人が多いと思うけど、ルールを工夫して障害関係なく参加することによって、パラリンピックも応援してみようって気持ちになるんじゃないかって」と、今回の試みが、結果を競い合うだけでなく、スポーツの面白さを伝えることにも繋がるのでは、と期待を込めた。

玉木幸則のコレだけ言わせて

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「遊びの工夫でやっていけばいい」

オリンピック・パラリンピックは見てる人が自分もやってみたい、って考えるような、きっかけづくりの場でもあると思う。だけどVTRにもあったけど最初から「無理やわ」と思ってしまう人も多いはず。だからこそ、あの運動会のように勝手に遊びの工夫でやっていけばいいんや、っていうことを今回思った。昔、遊びで野球をやるときにも、「玉木は三振無し」、とか友達の中でルールを作ってみんなで楽しめるようにやってたよ。 誰に教わるわけでもなく、一緒に遊べるように工夫してた。でも大人になるにつれ、そんな工夫が欠けてくる。だから今日の運動会は、見学者も参加したい、と思える空気を出せてたのがよかった。