これまでの放送

セクシュアルマイノリティーの性の悩み

放送日

4月10日(日)夜7:00

再放送4月15日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

IVAN(アイヴァン) 中村キヨ 万次郎ほか

セクシュアルマイノリティーの性の悩み
番組リニューアル第1弾は、セクシュアル・マイノリティーの「性」の悩み。「体は女、心は男」の芸人として活動するトランスジェンダー万次郎の悩みは、故郷の両親や同級性に「男として生きたい」気持ちをきちんと話せていないことだ。今回、里帰りしカミングアウトを決行!両親や同級生の反応は?また、同性愛者には、世間から偏見の目で見られがちという悩みがある。当事者による座談会をとおして多様な性のあり方を考える。

内容

セクシュアルマイノリティーの性の悩み

5年目を迎え、スタジオセットもリニューアル。障害のある人だけでなく、国籍、セクシュアリティーなど、人と違うことで生きづらさを感じているあらゆるマイノリティーのことを考えていく番組として再出発する、記念すべき1回目の放送。

出演者

  • IVAN さん (モデル/トランスジェンダー)
  • 万次郎  さん (芸人/トランスジェンダー)
  • 中村キヨ さん (エッセイスト/レズビアン)
  • 下平 武 さん (大学生/ゲイ/LGBTの子どもの支援活動に取り組む)

トランスジェンダー・万次郎の悩み

今回のテーマは、「セクシュアルマイノリティーの性の悩み」。

放送内容

ゲストは、モデルのIVAN(アイヴァン)さん。
セクシュアルマイノリティーの当事者でもあり、今回がバリバラ初出演になる。

まずはトランスジェンダー(体と心の性が一致しない人)の芸人、万次郎が登場し、自身の悩みを俳句で披露。

万次郎「用を足す 入っては怒られ 男子便」
「女子便所 入っても怒られ どうすりゃいい!」

放送内容

バリバラのお笑いコンテスト「SHOW-1グランプリ」でもおなじみで、「体は女、心は男」とトランスジェンダーであることをネタに笑いをとる万次郎だが、ずっと心にひっかかっていることがあった。それは、故郷の両親や友人に自分の性のことを話せずにきたこと。

万次郎、故郷の両親にカミングアウト

今回、万次郎は、7年ぶりに故郷の北海道に里帰りすることに。両親に、これまで伝えられなかった思いを伝えるためだ。

放送内容

本名、高木憲子、北海道枝幸町生まれ。
娘が性別に違和を感じていることに薄々気づいていたという両親は、ひそかに自分たちに責任があるのではと悩んでいた。
母「染色体の異常?」
万次郎「染色体の異常じゃないよ!生まれつき」
母「男として見られたいの?男になりたいの?」
万次郎「ホルモン注射や手術をしたいとは思わない。男として見られて男として生きていきたい」

娘の口から直接「男として生きたい」という言葉を聞き、戸惑いつつも「男として女としてじゃなく、のり(万次郎の呼び名)として接するしかないから」と受け止めてくれた。

カミングアウトについて

放送内容

スタジオでカミングアウトについてのトーク。下平さんの場合、育ててくれた祖母にカミングアウトしたところ、「知らないってこわいね。あなたが幸せだと思う道に進みなさい」と言ってくれたという。一方、中村キヨさんは、「私、レズビアンだけど受け入れてくれる?みたいな、儀式としてのカミングアウトはしない。私は(ハンバーガーランチとかカツ丼とかいった選択肢がない)強引に置かれた“おにぎり”として生きていく」と独特の表現でスタジオを沸かせた。

24年ぶりの再会!万次郎の同級生は・・・

放送内容

里帰りした万次郎は、24年ぶりに小中学校の同級生たち再会することになった。同級生たちは“女の子”時代の自分しか知らない。「怖い・・・」なかなか会場に入ろうとしない万次郎。当時、同級生たちは万次郎のことをどう見ていたのか。  同級生「制服登校がすごく嫌で、休み時間に泣いていた。泣くほど嫌なんかって思った」

万次郎「覚えてないです。記憶として蓋を閉じてるんやと思います。自分が思っている以上にしんどかったんかなぁ…」 思い出話に花が咲く中、万次郎は、本当の気持ちを隠して付き合っていたことがずっと後ろめたかった・・・と告白。「なんで後ろめたいの?いつでも帰ってきたらいいし」と同級生たち。あたたかい言葉を受け、24年ぶりに過去の自分と親友に出会い直すことができた。

高校時代、女性として生きていこうと無理して男の子とつきあった時期もあるという万次郎。ゲストのIVANさんや下平さんも同じように悩んだ体験があるという。IVANさんの「私とかはるな愛ちゃんとかみたいな(トランスジェンダーの)先生が学校に1人いれば、それが普通なんだ~ってなるのでは」という提案に、出演者全員が大きくうなずいた。

座談会・同性愛者の悩み~よくある偏見~

続いて同性愛者の悩みについて、レズビアンとゲイの人たちに集まってもらい、社会の偏見や誤解されていると思うことについて聞いた。

放送内容

「レズビアン」「ゲイ」というとすぐに性的なイメージを連想され、出会って二言目に「どんなセックスしてるんですか?」とおもむろに聞かれるなど偏見や無理解で嫌な想いをしたことがあると経験談を語るみなさん。レズビアンの女性がストレート男性から「いい男に出会ってないから、男の良さを分からない。だから俺と付き合ってみない?」と言われたというエピソードも。

情報のなさ、想像力のなさがそうした偏見につながっているのではないか・・・これからも「バリバラ」では、この問題について考えていきます。

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「カミングアウトは誰彼かまわずする必要はない」

カミングアウトについて。まずは自分がカミングアウトを必要だと思っているかどうか、それが本当に重要。自分のしんどさを分かってほしい人がいるなら、伝えることは大事。自分は今こんなことを思ってるんや、ということを言える人がいるのは大事で。それは親かもしれへんし、友達かもしれへん。だからカミングアウトを誰彼かまわずする必要はない。あと、少なくとも自分のことを自分で認めてあげてほしい。自分を否定するような状況に自分を置かないでほしいな。