これまでの放送

障害者の性の悩み

放送日

4月17日(日)夜7:00

再放送4月22日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

IVAN(アイヴァン) 中村キヨほか

障害者の性の悩み
障害のある人にとっては、性に関する情報が少なく、相談できる人もなかなかいないという。難病で突然下半身まひになった20代の女性は、結婚を約束していた恋人がいたが「体が動かなくなり、感じなくなってしまって、申しわけない」と悩み、別れてしまった。一方、結婚9年目の仲睦まじい夫婦は、ある時からセックスレスに直面。取材するうちに、その理由が夫の介護疲れだと判明。障害ゆえに突きつけられる性の悩みを考える。

内容

出演者

  • IVANさん(モデル/トランスジェンダー)

    中村キヨさん(エッセイスト/レズビアン)

    ゆいさん  (難病で四肢障害)

    なつさん  (お笑いコンビ「エログロナンセンス」/筋ジストロフィー)

    ぐろさん  (お笑いコンビ「エログロナンセンス」/筋ジストロフィー)

    まさきさん (なつさんの夫)

放送内容

まずは番組レギュラーのグレースから、障害者ゆえの性の悩みが。

グレース
「ほとんどの理学療法士や作業療法士は、機能的なことは教えてくれるけど、具体例は教えてくれない。」
中村キヨ
「福祉系のアダルトな記事でも、障害者の具体的な性については触れないようにしているフシがある」

・・・となかなか情報がないのが現状のよう。

難病による四肢障害のゆいさんの悩み

放送内容

一人目の悩める相談者はゆいさん(四肢障害・25歳)。18歳で難病と診断されたが、当時は少し歩きづらい程度。病院の医療スタッフだった男性と恋に落ちた時も、生活にもセックスにも特に支障はなく、彼と結婚を約束していた。
ところが2年前、病状が突然悪化。下半身が動かなくなり感覚もなくなってしまった。彼に触れられても挿入されても分からない。ゆいさんは悩み、誰にも相談できないまま、一方的に彼と別れてしまった。

感じない体でセックスできるの?

放送内容

VTRを見て、思わず涙ぐむゲストのIVANさん。

IVAN
「私も体とかが男の子だった時は、一方的に彼を気持ち良くさせるしかなかった。でも、いろんな形のセックスを、パートナーと探していけばいい」
グレース
「私も下半身感じないけれど、恋人に感覚のあるところを丁寧に触りながらやさしい言葉をかけてもらって、それで満足するから、今度彼氏にどうして欲しい?って聞いてそれをお互いし合う」

ゆいさんは「元気だった頃の私を知っている彼だからこそ、急変した今の自分をどう伝えたらいいのか難しかった」と心のうちを明かした。

なつさん夫婦のセックスレスの悩み

放送内容

二人目の相談者は、筋力が次第に低下する難病「筋ジストロフィー」のなつさん。夫・まさきさんとは、結婚9年目の仲睦まじい夫婦だ。しかし数年前から、セックスレスに。なつさんが誘ってもやんわりと拒まれるという。まさきさんを問い詰めると、なんと理由は「介護疲れ」。いつのまにか「夫婦」が「ヘルパーと利用者」の関係に変わってしまっていたのだ。そこで二人は、自立生活センターの相談員・竹島さんに相談。「まずヘルパーを入れて、家事や介護を任せ、夫婦が夫として妻として対等に生活できる環境を整えるべし」と竹島さん自身の体験談を踏まえたアドバイスをもらった。

対等な夫婦になるには?

放送内容

どうしたら障害者カップルが対等な夫婦関係を築けるのか、スタジオでトーク。

シュウ
「まさきさん、ヘルパーを導入すると、セックスレスは解決しそう?」
まさき
「いやぁ、どうですかねぇ・・。僕も、もう42歳ですし…」
なつ
「じゃあせめて、1か月に1回一緒のベッドで眠ろう」
IVAN
「いちゃいちゃくらいしようよ!」

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「介助のために結婚したわけじゃない、でもそうなってしまう怖さ」

心配になったのはなつさんの旦那さん、まさきさん。なつさんの障害が重度やから、まさきさんの障害がかすれて見えた。でもそこやねん、本当に気付かなあかんとこは。ヘルパーの時間が少ないのも、まさきさんができるから、っていうところに甘んじてる部分があると思う。そこには、まさきさん自身の障害受容の問題もあって。これは実は深い問題。介助のために結婚したわけじゃない、でも結果そうなってしまう怖さはあって。そうなると、ふたりだけの問題じゃない。必要な人に必要な介助制度が手厚くあれば、ここまでこじれてないはず。最後の最後にポロっとまさきさんが「僕も膝が曲がらない」って言った、これは重要な言葉やと思ったけどな。